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リアル「ドラゴン桜」。偏差値30からの東大合格の秘訣とは。

  • 2021.6.27

16年ぶりに復活した「ドラゴン桜」もいよいよ大詰め。低偏差値の生徒たちが、家庭の事情や自らのコンプレックスを乗り越え、仲間とともに東大を目指す姿に、「全員合格しますように......!」とつい応援に熱が入ってしまう。

しかしこれは、ドラマの中だけの話ではない。実際に、偏差値30台の学校からのチャレンジや、ゲーム漬けの昼夜逆転生活からの猛勉強で「逆転合格」を果たした子どもたちがいる。彼ら・彼女らのエピソードを集めた1冊が発売された。

偏差値30台の学校からのチャレンジ
ゲームにハマって昼夜逆転からの猛勉強
ビンボーで予備校に通えないけれどあきらめなかった
高校で不登校、過疎地の学校に再入学からの大学受験......

本書『ドラゴン桜「一発逆転」の育て方』(プレジデント社)では、こうした逆境の中でも東大に合格した子どもたちの実話が掲載されている。学力もやる気もない「普通の」10人が、どのようにして東京大学に合格したのか。本人に加えて親にも取材をし、「一発逆転」の秘密に迫っていく。

東大は、18歳世代120万人のうち選ばれた3000人(同世代のうち0.25%)のみが許された狭き門。いわゆる「普通の子」が東大に合格するには、努力の持続が必要だ。どのような環境や働きかけが子どもたちをやる気にさせたのだろうか。自分の子へのアプローチにも参考になりそうだ。

監修は、偏差値35から東大を目指した自らも「一発逆転」経験者である西岡壱誠さん。西岡さんはカルペ・ディエムという学生団体の代表として、漫画の『ドラゴン桜2』の作品づくりを手伝いながら、教育格差への取り組みを行っている。

やる気を持続するためには、周りからのサポートも重要だ。親や上司として子どもや部下に指導をする立場にある人は、相手を信じ、「一発逆転」を応援するスキルを身につけるヒントになるだろう。

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