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発酵の旨味と旬の食材のかけ算"ピーマンといかの豆豉(トウチ)炒め"

  • 2021.6.27

発酵の旨味で味に奥深さを出した夏にぴったりの炒め物です。いかとピーマンの食感が心地よい一皿です。植松良枝さんが主宰する料理教室で登場する季節ごとに食べたい、つくりたい料理のレシピをご紹介します。ぜひ、つくってみて季節のおいしさを味わってみてください!

発酵の旨味と旬の食材のかけ算"ピーマンといかの豆豉(トウチ)炒め"

■“ピーマンといかの豆豉(トウチ)炒め”のつくり方

夏が旬の緑濃いピーマンが主役です。
中国の発酵食品の豆豉を使うと深い味わいになるのでぜひ、試してみてください。するめいかは炒めすぎるとかたくなってしまうので、手早く炒め合わせるのがポイントです。


◇材料 (2~3人分)

するめいか:2はい
ピーマン:5~6個
にんにく:1~2片分(つぶす)
油:大さじ1強(くせのないもの)
豆豉:大さじ1
醤油:大さじ1~1と1/2


(1)いかの下ごしらえ
いかは胴から足を抜き、ワタとスミ袋、軟骨をはずして水で洗い、皮つきのまま胴は幅1cm程度の輪切りにする。エンペラは細切りにし、足は吸盤を取り除いて2本ずつ切り分ける。

(2)ピーマンの下ごしらえ
ピーマンは縦半分に切ってからへたと種を取り除き、食べやすい大きさに手でちぎる。

ピーマンの下ごしらえ
ピーマンの下ごしらえ

(3)いかを炒める
中華鍋またはフライパンににんにくと油を入れて中火にかける。にんにくが色づいてきたら豆豉を加え、ヘラで適当につぶしてなじませ、いかを加えて強火にし、2分ほど炒める。

(4)ピーマンを加える
いかの皮の色が鮮やかになってきたらピーマンを加えて1~2分炒め合わせ、醤油を回しかけて全体を混ぜる。

ピーマンを加える
ピーマンを加える

――教える人

「植松良枝 料理研究家」

季節を料理だけでなく、生活にも取り入れながら暮らす料理研究家。大人気の料理教室「日々の飯事」を主宰。母になってからは、日々成長する子供にも季節を映すようになったとか。子育てしていても食に対する想いは増すばかり、と女友達のバックアップを受けながら、親子での台湾「食」の旅を敢行。初夏には、1人メンバーが増えた喜びを噛みしめながら親子3人でバスク地方に出かけ、たくさんの収穫を得て帰国。


構成:中村裕子 写真:野口健志

※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

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