【漢字クイズ】「啻ならぬ＝ていならぬ？」読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

皆さんは最近、普通ではない、あっと驚くようなニュースはありましたか？自粛をしていて、あまり驚くような事は起きていない、という方もいると思います。

今回はそんな「普通ではないこと」に関する漢字を、ご紹介します！

「啻ならぬ」という漢字なのですが、一体なんと読むのでしょうか？

「啻」は「帝」の字の下に「口」という字の組み合わせですが、知っている方は少ないのではないでしょうか？

そこで例文を元にして考えてみましょう！

「二人の口論は、啻ならぬ雲行きになってきた」

例文を読むと、読み方がわからなくても、言葉のイメージが伝わりやすいと思います。

それでは正解を発表します！

正解は「ただならぬ」でした！

こんな書き方があるのか、と思った方も多いと思います。

さっそく「啻ならぬ（ただならぬ）」の意味を辞書で調べてみましょう！！

「啻ならぬ（ただならぬ）」と同じ意味の「徒ならぬ（ただならぬ）」で調べてみると…

【《徒ならぬ】普通でない。「ー顔色／ー［＝何事かが起こったような（起こりそうな）］雲行き／ー［＝特別深い関係にある］あなたの事だから／［＝相思相愛の］仲／犬猿もー［＝イヌとサルどころの話ではない、非常に悪い］仲」表記「〈啻ならぬ」とも書く

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.950

「普通ではない」という意味から派生して、様々な使い方をするようですね！

いかがでしたか？

同じ意味や読み方でも、異なる表記をする漢字があります。またそれぞれに、その漢字が当てられた由来があります。

調べてみると、面白い発見がある事もあります！

気になった方がいれば、是非調べてみてくださいね！

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