声のトーンや抑揚、大きさを変えるだけで印象は大きく違いますよね。
役者や声優は、たくみに声を操ることでさまざまな表現をしたりいろいろな人になりきったりするので本当にすごいものです。
さて、今回は「声」にちなんだ漢字から「仮声」をご紹介します。
「かせい」と読まれることもありますが、今回は4文字で読み方を考えてみてください!
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「仮声」の読み方!
では、早速「仮声」の読み方を発表します。
ヒントは、話すときの声の調子を表す言葉です。「仮声を変える」「仮声を真似する」というように使うことが多いでしょう。
もう1つヒントを出しましょう。
「仮声」を普段よく使う漢字で表すと「声色」と書くことができます。
ここまで来たらもう読み方はわかりましたね!
正解は「こわいろ」でした!
「仮声」の豆知識
では、「仮声(こわいろ)」とはどういう意味なのでしょうか。
①話すときの声の調子。また、声の質。こわね。
②役者・芸能人・有名人などのせりふ回しや声をまねること。また、その芸。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.643
「声」はもともと、「こえ」ではなく楽器のことを示す漢字でした。古い漢字では「聲」と書き、石で作られた楽器の音が耳に入ってくる様子を表しています。
この楽器は、神を呼ぶためのものだったと言われており、次第に楽器ではなく「こえ」の意味で使われるようになったそうです。
まとめ
いかがでしたか?
「仮声」は「こわいろ」と読みます。
ぜひ、この機会に「仮声」の読み方と意味を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!
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