「遠近」は「えんきん」以外に何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

「遠近レンズ」や「遠近法」など、「えんきん」と読むことが多い「遠近」の字。

実は「えんきん」以外にも読み方があることをご存知ですか？

「遠」と「近」はどちらも小学生で習う漢字ですが、今回の読み方を知っている方は少ないかもしれません…！

さて、一体なんと読むのかわかりますか？

「遠近」の読み方を発表する前にここで1つ、ヒントを出しましょう。

「お」で始まり「ち」で終わる4文字の言葉です。

そろそろ読み方がわかってきた方もいるでしょうか？

正解は「おちこち」でした！

では、「遠近（おちこち）」とは一体どういう意味なのでしょうか。

遠いことと近いこと。また、遠い所と近い所。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.202

「えんきん」も「おちこち」も意味は同じです。「おちこち」は「をちこち」と書かれることもありますよ。

いかがでしたか？

「遠近」は「おちこち」と読みます。

「えんきん」と同じ意味ですが、「おちこち」と書くと風情が出ることから小説では「おちこち」とふりがなが振ってあることも多いですよ。

文章に味を出したいときは、「おちこち」も使ってみてくださいね！

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