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【漢字クイズ】「王茸」は何と読む?「きのこの王様=マツタケ」ではありませんよ!

  • 2021.7.25
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世の中には毒きのこと呼ばれるものがいくつも存在します。

食べると腹痛や下痢を引き起こすものから、触るだけで炎症を起こすものなど種類はさまざまです。

さて、今回はきのこに関する漢字から「王茸」をご紹介します。

「王茸」は毒きのこではなく、スーパーにも普通に売られているものですよ。

一体なんと読むのかわかりますか?

「王茸」の読み方!

では、早速「王茸」の読み方を発表します。

「おうきのこ」と読んだ方は、不正解!もちろん「おうたけ」でもありませんよ。

「王茸」にはいくつか種類があり、「はたけ王茸」や「本王茸」、「ブナ王茸」などがよく知られているものです。

「ブナ王茸」は灰褐色から薄茶色のカサをもち、軸は白色をしています。

お鍋に入れたり炒め物したりと、さまざまなレシピで活用できるきのこです。

さて、そろそろ読み方はわかったでしょうか?

正解は「しめじ」でした!

「王茸」の豆知識

あの「王茸(しめじ)」がこのような漢字を書くなんて、びっくりされた方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、辞典には下記のように記されていました。

秋、雑木林の地上に群生するキシメジ科のキノコ。色は淡い灰色で、柄の下部が太い。「匂い松茸、味しめじ」といわれ、味はよいが香気は少ない。ホンシメジ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.767

 

よい味がするので、料理にもいろいろと使われているのですね。

ちなみに、「しめじ」は「王茸」のほかに「占地」や「湿地」とも書くことができます。

なお、ひとくちに「王茸」と言っても、実は「本王茸」と「ブナ王茸」はまったくの別種なんですよ。「本王茸」は高級品なので、なかなか手に入らないそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「王茸」は「しめじ」と読みます。

高級品と言われる「本王茸」は、1パック300~600円ほどで売られていることが多いようです。高いだけあって、「ブナ王茸」よりもうまみが詰まっていて美味しいと言われています。

見かけたらぜひ食べてみてはいかがでしょうか?


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