お小遣いを握りしめてかき氷を食べながら楽しんだお祭り、川で泳いだりバーベキューをしたりしたキャンプ…。
夏は思い出を作れる絶好の季節ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、イベントは延期や中止が相次いでいます。早く元の日常に戻って欲しいですね…。
さて、今回はそんな夏にちなんだ漢字から「煙火」をご紹介します。
一体なんと読むのかわかりますか?
「煙火」の読み方!
「えんか」とも読めますが、今回当てていただきたのは別の読み方です。ちなみに、「えんか」と読んでも同じ意味になりますよ。
夏以外だと、新年のカウントダウンイベントで打ち上げられることも多いです。
「ヒュ~~~」と音をたてながら空へ「煙火」が上っていき、「ドンッ」と大きな音とともに色とりどりの光が散りばめられていきます。
そのほか、手でもって火を付けて楽しむ「煙火」もありますよ。
そろそろ読み方がわかってきた方も多いのではないでしょうか。
簡単な漢字で表すと「花火」とも書けますよ。
もうわかりましたね!
正解は「はなび」でした!
「煙火」の豆知識
「煙火(はなび)」について、辞典では下記のように説明されています。
黒色火薬・発色剤などを調合して筒や玉に詰め、火をつけて燃焼・破裂させて、光・色・音などを楽しむもの。線香花火・ねずみ花火・打ち上げ花火・仕掛け花火など、さまざまな種類がある。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1418
「煙火」といえば鮮やかな色が特徴ですよね。
「煙火」の色は、火薬玉に詰められている金属が燃えるときに発せられるものです。
炎色反応と呼ばれるもので、リチウムなら赤、ナトリウムなら黄、カリウムなら紫に発色します。
ちなみに「煙火」を作る「花火師」の年収は、下積み時代だと年収300~400万円ほどですが、何十年もの経験を積んだベテランになると1,000万円を超えることもあるそうです。
まとめ
いかがでしたか?
「煙火」は「はなび」と読みます。
花火師になるためにはとくに資格は必要ないので、気になった方はチャレンジしてみるのもいいですね!
空を彩る「煙火」は見て楽しむのはもちろん、作るのもなかなか面白そうです!
※現在発令中の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。