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「開ける」は「あける・ひらける」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.7.19
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「開花」や「展開」などに使われる「開」の字。

小学生で習う漢字ですが「開ける」の読み方はわかりますか?「あける」や「ひらける」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてください。

一度は聞いたことがあるはずの言葉ですよ!

「開ける」の読み方!

では、早速「開ける」の読み方を発表します。

「○○ける」とひらがな2文字が入ります。

ヒントは、着ている衣服が開いたり脱げたりしたときに使う言葉です。「襟元を開ける」「胸を開ける」というように使うことが多いでしょう。

最後にもう一つヒントを出します!

少し簡単な漢字で表すと「肌蹴る」とも表すことが可能です。

そろそろ読み方がわかってきたころでしょうか?

正解は「はだける」でした!

「開ける」の豆知識

では、「開ける(はだける)」とはどういう意味なのでしょうか。

①衣服の前を広げる。
②着ている衣服の前が乱れて開く。はだかる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1403

 

肌が少し見えるくらいに服が脱げている様子を表す言葉というイメージがあるかもしれませんが、実は服の前が開いている様子を表すものです。

「開」の字は「閂」と「廾」を合わせて作られました。「閂」は「門」と「門を閉めるための横木」を意味する漢字です。「廾」は左右の手を表す漢字であることから、「開」の字は門を閉めている横木を両手で取り外す様子を意味しています。

横木を取り外すと門を開けることができるため「開」で「ひらく」の意味をもつようになったのです。

まとめ

いかがでしたか?

「開ける」は「はだける」と読みます。

衣服の前が開いている様子を表すものです。

思わず開けてしまいたくなるほど暑い日が続いていますが、熱中症にならないように小まめな水分補給を心がけてくださいね!


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