「俺等」は「おれら」以外に何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

「わたし」「俺」「僕」「当方」「拙者」など、日本語にはたくさんの一人称があります。

英語ではすべて「I」ひとつで表記するため、海外の方からすると日本語の一人称はとても難しく感じるようです。

さて、今回ご紹介する漢字はそんな一人称にちなんだ「俺等」です。

一体なんと読むのかわかりますか？

では、早速「俺等」の読み方を発表します。

ヒントは、漢字に「俺」とつくことから、男性が使うことの多い一人称です。

どちらかというと、大人ではなく子供が使うことのほうが多いかもしれません。

そろそろ読み方はわかりましたか？

正解は「おいら」でした！

では、「俺等（おいら）」とはどういう意味なのでしょうか。

おれ。おれたち。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.212

「俺等」は「おれ」＋「など」と書くことから、もともとは「おれら」と、複数形の一人称として使われていたものです。

しかし、だんだんと言い方が砕けてきた結果、「おいら」と読むようになり、複数ではなく単数の一人称としても使われるようになったそうです。

いかがでしたか？

「俺等」は「おいら」と読みます。また、「己等」とも表記できます。

複数を表す「おれら」が砕けて「おいら」と言われるようになりました。

日本にはたくさんの一人称があるので、気分によって呼び方を変えて過ごしてみると新鮮な気持ちを味わえるかもしれませんね！

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