何をやっても叱られたり責められたり…。そんなことが続いていると嫌になってしまいますよね。
仕事がうまく進まずに、上司からけちょんけちょんに「扱下さ」れてしまったご経験のある方もいらっしゃると思います。
さて、今回出題する難読漢字は、こちらの「扱下す」です。
みなさんは、正しく読むことができますか?
「扱下す」の読み方!
では、早速「扱下す」の読み方を発表します。
「扱う」と「下す」を合わせた字ですが、「あつかいくだす」と読んだ方は不正解! ちなみに、「きゅうくだす」でもありませんよ。
「扱」がもっている読み方に注目してみると、答えが見えてくるかもしれません。「きゅう」「あつかう」のほかの読み方と言えば…?
正解は「こきおろす」でした!
「扱下す」の意味
「扱」に「しごく」という読み方があることを知っていた方は、すぐにピンときたかもしれませんね。
ちなみに、「扱下す」とは下記のような意味です。
①しごいて落とす。こき落とす。
②ことさらに欠点などを並べ立ててひどくけなす。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.600
「籾を扱下す」のような使い方もしますが「相手を非難して扱下す」というように、少し悪い意味で使うことのほうが多いでしょう。
「扱下さ」れたら嫌な気分になりますよね。自分がされて嫌なことは、絶対にほかの人にもしないようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
「扱下す」は「こきおろす」と読みます。
見慣れた漢字でも、実は普段まったく使っていない読み方があることも。難読漢字を読む際は、それがヒントになることもあるので、要注意です!
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