今回ご紹介する漢字は「然」。「自然」「天然」「全然」など日常でよく目にする漢字ですよね。
今回は、「ぜん」や「ねん」という読み方ではなく、相槌を打つ時に使用する言葉としての読み方をご紹介したいと思います!
一体なんと読むのでしょうか?
「然」の読み方!
では、早速「然」の読み方を発表します。
相槌と聞いて、浮かぶフレーズは「うん(うん)」だと思うのですが……。流石に「然」を、「うん」とも「うんうん」とも読むことは出来ません。
スペシャルヒントは奈良公園や宮島に生息しているあの動物と同音異義語!
ここまで書くと、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
正解は「しか」でした!
「然」の意味は?
では「然(しか)」の意味を改めて、調べてみましょう!
①直前に述べた事柄を承(ウ)けて、「そう」「そのように」の意を表わす。「ーあらず〔=そうではない〕/ーあらば〔=それならば〕/ーあれども〔=そうではあるが〕牛とあらそはず/ーのみならず〔=そればかりではなく〕」②〔「ー言う」の形で、漢文訓読式の序文などの終りに使って〕「…という次第です」の意を表わす。
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.633
ちなみに「然」は「爾」と表記することもできますよ。
まとめ
いかがでしたか?
「然」は「しか」と読みます。
ぜひ、この機会に「然」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!
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