「鮬」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

今回ご紹介する漢字は「鮬」。「魚へん」で構成された漢字は魚類の名前ではお馴染みですよね！

一体なんと読むのでしょうか？

では、早速「鮬」の読み方の発表です。「ワニ」と読んだ方は、実は不正解……！

「鰐（ワニ）」の漢字に大変よく似ていますが、異なる漢字なのです。というわけで、サクッと読み方に移りたいと思います。

正解は「せいご」でした！

では早速、「鮬（せいご）」について国語辞典で調べてみましょう！

スズキの幼魚。

出典：山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂（2020年11月20日第八版、青版）p.835

この説明で察した方も多いと思いますが、スズキ（鱸）は成長すると呼び名が変わる出世魚なんです。

ちなみにスズキを調べてみると……。

近海にすみ、春・夏には川にものぼる、中形の魚。銀色を帯びた青色で口が大きく、うろこが小さい。塩焼き・刺身などにして美味。幼魚をセイゴ、少し大きくなったものをフッコと言う。〔スズキ科〕

出典：山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂（2020年11月20日第八版、青版）p.812

スズキと名乗るまでにセイゴ、そしてフッコと呼ばれているそうです。というわけで、セイゴもフッコも大きくなれば、いずれスズキと呼ばれるのです。

いかがでしたか？

「鮬」は「せいご」と読みます。そして、出世魚であるスズキの幼魚のことです。ぜひ、この機会に

「鮬」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください！

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