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ジジ・ハディッド、パレスチナ人支援で非難の的に。

  • 2021.6.25
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パレスチナ人の父親とオランダ人の母親の間に生まれたアメリカ人モデルのジジ・ハディッドが、自分のルーツ、歌手のゼイン・マリクとの間に授かった赤ちゃん、カイについて語った。

26歳のジジ・ハディッドは、一流のスーパーモデルであり、2020年9月24日に生まれた小さなカイを育てる幸せな母親の顔も持つ。カイが誕生して以来、ジジとパートナーのゼイン・マリクは定期的に赤ちゃんの写真をシェアしており、理想のカップルを感じさせる。しかし、第一子が生まれると、若いカップルは、それぞれのルーツと混血に関する新たな質問に直面している。「私たちはそれについて考え、お互いに多くのことを話し合っている。私たちにとって本当に重要なことで、私たちが初めて経験したことでもあるの」と、若い母親ジジは「i-D」のインタビューで語った。

「私は架け橋」

パレスチナ人の父とオランダ人の母の間に生まれたジジは、アメリカで生まれ育った。一方、イギリス人のゼイン・マリクはパキスタン人の父とアイルランド系イギリス人の母を持つ。「私たちは混血ルーツの第一世代で、『ああ、私は架け橋なんだ!』と感じていたわ。それは両親が経験したことでもなく、また彼らが助けられることでもない。私の人生の中でずっと考えてきたことなの」とジジは告白した。母親となった彼女は、こう考えている。「カイはさまざまなルーツの架け橋になりたいと望んだり、そうなると思って成長するでしょう」。ゼインとジジは、娘に戴冠を意味するアラビア語の名前を選んだ。

私は祖先の価値観を持ち合わせている。

「特定の状況において、私がアラブのために立ち上がるには、自分は白人すぎると感じたし、感じざるをえないこともあった。人種的にどこに自分が属するか模索しながら人生を歩んでいる。私が何者なのか、そして私が持っているものは、自分が思うままに行動するに足りているのか。同時に、私は私の中の白人という特権を利用しているのか?って。私は自分のこの部分について話してもいいものか、それとも知識不足であることを自ら話すことにならないか……」とジジは言う。

ヴィクトリアズ・シークレットの元エンジェルであるジジは2018年、アラブニュースのコラムですでに複雑な感情について語っていた。「私がヴォーグ・アラビアの表紙を飾っていたとき、私の半分はパレスチナ人だけれど、アラブ系女子を代表するには十分なアラブ人ではなかった」と彼女は説明した。「私はオランダ人と同じくらいパレスチナ人よ。金髪だけど、感謝し、尊敬する祖先の価値観を持っているわ」。

パレスチナ人への支援。

最近、イスラエルとパレスチナの組織間の紛争に関する投稿をしたジジが、批判の的となった。「ある人は人種差別に反対する、ある人はLGBTを、そしてある人は女性の権利を訴えたり、政治の不正を糾弾したりしている。でも、パレスチナ人への抑圧は無視され続けている」と、5月12日に彼女が行なったインスタグラムへの書き込みだ(6月現在、投稿は削除されている)。彼女が個人的な信念を表明することはめったになく、300万人以上のフォロワーに支持された。しかし、状況を理解せず、反ユダヤ主義であると非難するコメントも。若きジジは、反ユダヤ主義ではないことをすぐに弁明した。また同じ立場を取っている妹のベラもイスラエル政府から非難受けている。

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