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稲川淳二さんインタビュー“怖いなぁ、怖いなぁ”

  • 2021.6.24
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皆様こんにちは! リビングふくおか・北九州Web地域特派員のあんこぱんです。夏になると毎年あちこちで耳にする怖い話、、、、聞きたぁーーい、でも怖ぁーーい(´;ω;`) 私は聞きたいけど、怖くて耳をふさいだり目を覆ったりするタイプ。でも、結局は聞きたいのよね~

そんなことを思っている時に、『MYSTERY NIGHT TOUR2021 稲川淳二の怪談ナイト』が、10月8日に福岡で開催されるとの情報が! 今回、オンラインですが、稲川さんご本人にインタビューすることができました。 稲川さんといえば、その昔、“元祖リアクション芸人” としてお茶の間を賑わせていましたよね。私もよく見ていました。それがいつの頃からか、怪談ライブを始められ、今では「怪談家」に転身されているとのこと。インタビューでは、不思議な世界の話も聞いてきましたので、早速レポをどうぞ!!

ご本人にインタビュー開始
出典:リビングふくおか・北九州Web

怪談家 稲川淳二さん (インタビューはオンラインで行いました。写真は稲川さん提供)

いつごろから不思議な体験をしたり、怪談話をするようになったのですか?

稲川さん 「うちの母親がね、弟と私を寝かしつける時に、それはそれは上手に怪談をしていたんだ。弟が “あ~おっかね~、あ~おっかね~よ” なんて怖がってるの見て、楽しくなっちゃってね。それを輪にかけた怖い話を、他の人に自分で話してみたりしてね。昔はそこかしこにそんな話があったんだよ。もちろん不思議体験もした。そうそう、私は小学校の頃、勉強はできなかったけど絵がうまくてね、その当時、頭の良い女の子は、なぜかみんな怖い話が好きだったんだ。だから、絵がうまくて怪談ができるってんで、人気が出てね。小学校1,2年の時は、クラスの女の子全員、ブイブイ言わせてたんだよ」 私 「さすが、子どもの頃から話術が素晴らしかったのですね」

出典:リビングふくおか・北九州Web

「クラスの女子をブイブイ言わせたんだよ」と笑顔

稲川さん 「私が幼い頃、家の玄関先にね、よく遊びに来て一緒に話をしていた女の子がいたんだ。ちょっと向こうにある、小さな社(やしろ)に住んでるって言ってた。ところが、ある時から来なくなってね。弟や母親にその子のことを聞いてみても、いつも玄関先に来ていたのに、“そんな子知らない” っていうから、“あ、そうだ。来年小学校に入ったら同じ校区だから学校で会えるな” と思ってたんだけど・・・会わなかったんだよねー。それで社に行ってみたんだけど、どう見ても人が住めるような感じじゃなかった。昔はそういうことがたくさんあったね」 私 「あぁ・・・話を聞いていると情景がすーっと浮かんできて、なんだかその場にいるようで・・・ぞくぞくするっ! なんだか昭和の時代にタイムスリップしたような、懐かしい不思議な感覚です」

出典:リビングふくおか・北九州Web

「昔はそういうことがたくさんあったね」としみじみ

怪談を聞くと、とり憑(つ)かれやしないかと思って怖いんですが、憑かれたことはありますか? その時の対処法があれば教えてください。

稲川さん 「人によって違うんでしょうけど、私の場合は憑きますよ。霊を見ないんだっていう人もいますけどね。うちの事務所のスタッフは、私といるようになって全員霊体験をするようになった。霊が憑く憑かないは、自分の持ってる磁場の問題ですからね。簡単に言うと、動物は周囲2m、人間は周囲3mに磁場があってね、これは学者さんがちゃんと言ってることなんですが。人とすれ違った時になんだかパッと振り返ってしまったりすること、あるでしょ? お互いの磁場が同じ人は、それがぶつかった時に反応するわけだ。マイナスとマイナスがぶつかるとどっちかがプラスになる。ふっと気配を感じたのに、そっちを見て誰もいない。そんな時は、誰もいないけど磁場はあるってことなんですよ。その磁場の持ち主こそが幽霊。そこに存在するわけですよ。

初めて会った人なのに、なんだか好きになれないっていうこと、あるでしょ? “なんでだろう。この人と話したこともないけど、なんだか好きになれないなぁ” っていう感覚は、マイナスとマイナスがぶつかったままでどちらも同調しないということ。そういうのを “気” が合わないっていうんだ。霊は、見えなくてもそこに存在してる。見る人は見るし、見ない人は見ない」 私 「振り返ると誰もいない時・・・見えない誰かがいるんですなぁ、、、あ、最近どうもうちの夫と気が合わなくなったのは、磁場のぶつかり合いのせいなのか、、、妙に納得」

出典:リビングふくおか・北九州Web

「 “気” が合わないってそういうこと」…なるほど!

稲川さん 「それからね、憑かれた時に一番いいのはね、待つこと。ある時期を過ぎたら、霊は帰っていきます。それを待つのがいい。そんなもんなんですよ。日本では、浄霊の意味で塩をまきますよね。まいたっていいんですけど、本来塩の使い方は違うんですよね。だって、宮司さんは神社で塩をまかないでしょ? お坊さんは寺で塩をまかないでしょ? お相撲さんがまく塩は、土俵の神様に対してのお清めとしてやっている。浄霊としてじゃない。

もし、浄霊の意味合いで何かしたいなら、塩じゃなくて、水・お米・お酒を気になる場所に置けばいい。日本の場合は、水・お米・お酒。ヨーロッパの場合は、水・パン・ワイン。なんか似てるでしょ? あと、世界共通で水晶玉も多いよね。ホテルに泊まることが多い人は、なんでもいいから金属を身につけておくといいよ。ほら、昔は亡くなった人の胸に短剣を持たせてたでしょ。金属は磁場を守るんだ。腕輪だろうが、ネックレスだろうが、なんでもいいから金属を身につけていればだいぶ違いますよ、霊的なものに関してはね」 私 「あぁ金属か!! これでホテルに泊まる時、意味もなく怖がらなくてもよくなりそうで、うれしくなってきました」

出典:リビングふくおか・北九州Web

「憑かれても、待ってればいなくなるから」…そ、そうなんですね

今年もあいつがやってくる

さて、今年の「怪談ナイト」は、29年連続公演。全国50公演が決定しています。去年はコロナ禍を受けて規模を縮小して開催。今年も感染対策は万全、73歳の稲川さんが駆け抜けます。

最後に、今回の怪談ナイトの意気込みを伺いました。

稲川さん 「今年は相当いいものになりましたよ。もちろん、毎年一番いいものをやってるんだけど、今年の作品はほんとに情緒がある話ばかりなんですよ。まず、戦後間もない頃、昭和20年代の新聞に掲載されていた話を元にした怪談話をやります。風情があり、ちょっと艶っぽい話。私がこの年になったからできる話だね。怖いんだけどね、雰囲気がいいの。

それと、マスコミの方に20年以上言われてきて嬉しい “稲川怪談” の一つの特色である “やさしい怪談”。やさしい怪談は、やさしい語りでやっているのですが、今年はその中に一人芝居を取り入れてます。それと、若い頃に知り合ったとある青年と、何十年ぶりかに会った時に聞いた特別な話もしようと思っています。これがいい話なんですよ。おそらくきっとみなさん胸が熱くなってしまうと思います。そして “とりとめのない話”。みんなで怖い話をしているうちに、夢中になってどんどん時間が過ぎていって・・・そんな感じの “とりとめのない話”。良さそうでしょ? 今年は全部、新しい挑戦ばかりです。

今年は私にとって特別な年。芸能界に入って50年、ひげを生やして50年、そして仕事から帰ったら家庭がなくなっていた時から30年。切りのいい年なんです。「怪談ナイト」は今年で29年。来年の30周年に向けて、良い話をしようと頑張っています。大いに期待してください」

怖さの裏に、奥深さや優しさ、教えや思いやりが、確かに共存している“稲川怪談”。 「怪談を語り続けることによって、私はやさしい人間になれた」と稲川さんは言われます。 なんでも便利で簡単になった世の中で、人と人のつながりに温かみがあった古き良き時代にタイムスリップしたような気持ちにさせて、最後には心がほっこり――。そんな語り口で多くの人を魅了しているのですね。 お話を伺っていると、引き込まれていって、怖いんだけど笑いが出てきて・・・もう稲川座長の虜になりそう♡

ぞっとしたり、胸を熱くしたりと期待大の「稲川淳二の怪談ナイト」。 ぜひ、会場で“やさしい怪談”を体験してください!

出典:リビングふくおか・北九州Web

MYSTERY NIGHT TOUR 2021 稲川淳二の怪談ナイト 公演日時 2021年 10月 8日(金) 怪場18:00/怪宴19:00 場所 ももちパレス 大ホール(福岡市早良区百道2-3-15) 前売り料金 ¥5,800 当日料金 ¥6,000 ※スリーオクロック、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで好評発売中! HP www.inagawa-kaidan.com 問い合わせ スリーオクロック ℡092-732-1688(平日10:00~18:30)

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