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「寧ろ」=「ねいろ」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

  • 2021.6.23
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読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「寧ろ」という漢字は、なんと読むかわかりますか?「ねいろ」ではありませんよ。「惚惚」「咸く」「蓬莱」いくつ読めるか挑戦してみてください。

寧ろ=むしろ

「寧ろ」は「むしろ」と読みます。ふたつを比べて「あれよりこれを選ぶ・そう言うよりこう言った方がいい」という意味があり、「外出するより寧ろ家で過ごしたい」このような使い方をします。「寧ろ」は漢文でも用いられ、「どちらかといえば○○の方が望ましい」という意味があります。「むしろ」とひらがな表記するケースが多いですが、漢字ではこう書くと覚えておくといいですね。

惚惚=ほれぼれ

「惚惚」は「ほれぼれ」と読みます。「魂を奪われたようにぼうっとする・うっとりする」という意味があり、「必死に頑張る姿に惚惚する」このような使い方をします。「惚れ惚れ」と表記するのが一般的で、「惚惚」は「ほけほけ」と読むこともあります。「恍恍惚惚(こうこうこつこつ)」という四文字熟語は、「うっとりしている様子・我を忘れてぼうっとしている様子」を表します。

咸く=ことごとく

「咸く」は「ことごとく」と読みます。「すべて・残らずみんな」という意味があり、「咸く失敗に終わった」このような使い方をします。「ことごとく」は「咸く」以外に、「悉く」「尽く」「畢く」と表記することもありますが、一般的に使われているのは「悉く」です。

蓬莱=ほうらい

「蓬莱」は「ほうらい」と読みます。不老不死の仙人が住むという古代中国の伝説の山で、東方の三神山のひとつです。日本では浦島伝説のひとつ「丹後国風土記」に、「蓬山」と書いて「とこよのくに」と読む用語が記されているそう。「蓬莱」は全国に2,000人ほど存在する名字でもあり、兵庫県を中心に大阪府や神奈川県などに分布しています。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「寧ろ」は「むしろ」と読み、「ふたつを比べてこちらの方がいい」ということを表現するときに使う言葉です。知っておくと役立つので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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