「じき」の他にも読み方が？！【自棄】結構使ってる言葉です！

「自暴自棄」という言葉から、「自棄」を「じき」と読み取れます。 ですが、「じき」以外にも一般的な読み方があることをご存知でしょうか？ もう一方の読み方は、普段何気なく使っている言葉です。 意味や使い方も併せて、チェックしておきましょう。

（1）「自棄」の読み方

「自棄」はそのまま「じき」と読めます。 ですが、普段「じき」という読み方で使う方は多くありません。 「自棄」には、「やけ」というもうひとつの読み方があります。 「やけ」は当て字ですが、こちらの読み方の方が広く浸透しているのではないでしょうか？ （『広辞苑）より）

（2）「自棄」の意味

「自棄」とは、文字通り自暴自棄になること。 思い通りに事が運ばず、捨鉢になることを指します。 自らを捨てて顧みない状態は、「自棄」という漢字がぴったり当てはまりますよ。 （『広辞苑）より）

（3）「自棄」の使い方

「自棄」という言葉は、「自棄になる」「自棄を起こす」というように感情の変化を表す文章に使用できます。 「仕事でミスをして、自棄になってしまった」といった具合に使用できるでしょう。 感情のままに過度に飲食してしまう様を、「自棄酒」「自棄食い」とも言いますね。 また、「やけくそ」という言葉は「自棄」の派生です。 「自棄」と同じ意味ですが、さらに強調された印象を与え、感情的な様子を表しています。 （『広辞苑）より） 「自棄」の読み方は「じき」「やけ」の2通り。 どちらで読んでも間違いないのですが、一般的に「やけ」と読む方が多いもの。 前後の文脈を意識すると、「じき」なのか「やけ」なのか、判別できるでしょう。 （恋愛jp編集部）