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痛快! モヤる言葉を華麗にかわす「言葉の護身術」

  • 2021.6.22
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「いい奥さんになりそうだよね」と誉めるフリしてジェンダーを押し付ける人、「子どもを産めば、仕事の幅が広がるんじゃない?」と上から目線で見当違いなアドバイスをしてくる人、「きみが悪い、間違ってる」とモラハラする人......。女性の自尊心を削る「モヤる言葉」を投げてくる「ヤバイ人」たち。あなたも「遭った」ことがあるのでは?

不快感をあらわにすれば、「冗談なのにマジギレすんなよ(笑)」といじってくるので面倒くさい。仕方がなく笑顔で流すけれど、心の中は、モヤモヤでいっぱい。そんな女性たちに向けて、怒りを飲み込む必要はないと力強くエールを送る1冊が発売された。

本書『モヤる言葉、ヤバイ人 自尊心を削る人から心を守る言葉の護身術』(大和書房)の著者は、コラムニストのアルテイシアさん。夫であるオタク格闘家との出会いから結婚までを綴った『59番目のプロポーズ』で作家デビューをし、『アルテイシアの夜の女子会』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』などの多数の著書がある。

アルテイシアさんは「ヘルジャパンに生きる女子は息しているだけで偉い」と力強くコメントをする。

ヘルジャパンに生きる女子は息してるだけで偉い。そんな女子がもっと生きやすくなってほしい。
私はそんな悲願から「モヤる言葉に言い返す方法」や「ヤバい人から身を守る方法」など、女子が身を守るための「言葉の護身術」をコラムに書いてきた。
それらを読んだ方から「セクハラやパワハラにNOと言えるようになった」「人間関係のストレスが減った」「怒るべき時に怒れるようになった」と感想をいただき、我が人生に一片の悔いなし!来世はチンアナゴでよし!と満足していたが、このたび一冊の本として出版することになった。
(はじめにより引用)

誰かの発言にモヤモヤしたとき、ハラスメントだとは思いつつも自分の気にしすぎだと考えて怒りを主張できない経験をした人は多いはずだ。しかし、怒りを飲み込む必要はない。

本書では、「いい奥さんになりそうだよね」「あなたは強いからいいよね」「おじさん転がすの上手いよね」「女子力磨けば結婚できるよ」などの日常の「モヤる言葉」を取り上げて、原因と対処法を探っていく。

「意外と古風なんですね」プーチン顔で反撃

例えば、「会社のイベント後に後片付けをしていたら、男性の先輩から『いい奥さんになりそうだよね』と言われてモヤりました」という話が本書には紹介されている。「良妻賢母」や「内助の功」といった古臭いジェンダー観の押しつけを感じるこの一言。悪気がないだけに、モヤモヤ感が増す。

とはいえ、立場が上の先輩や上司に強い口調で注意するのは難しい。そんな時は反射的に笑顔を出すクセを封印し、「プーチン顔」(あまり私を怒らせない方がいい、という表情)をキメるとよいとのこと。さらに真顔のまま「......意外と古風な考え方なんですね」と返すといい。もしくは「私が男でも『いい夫になりそうだよねって言います?」と「質問返し」をするのもアリだという。

本書では、笑顔で愛想よく受け流すのではなく、言葉のバットで華麗にかっ飛ばすことを薦める。「可愛くない」と思われようとも、「そんなヤツにどう思われようと知ったことか」という姿勢に清々しさを感じる。

本書の目次は以下の通り。

はじめに
1章 悪気はないかもしれないが、褒めるフリをした「モヤる言葉」
2章 クソバイス アドバイス型「モヤる言葉」
コラム うっかりやりがちな「善意ハラスメント」
3章 セクハラ・パワハラのセパ両リーグ開幕!女を標的にする「ヤバイ人」
4章 言葉の護身術でブロックしよう!距離をとるべき「ヤバイ人」
おわりに
特別対談 太田啓子×アルテイシア 今、知っておきたい「法律の護身術」

理不尽なモヤる言葉に泣かされた人は多いだろう。「がまんすればいい」と受け流していては相手の思うつぼ。自尊心を削る剛速球を、言葉のバットで華麗に打ち返すべく、強さを身につけたい。

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