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【豆知識クイズ】「油を売る」の油は食用油じゃなかった!実際は…

  • 2021.6.22
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もともと油を売っていた人の職業はなに?

仕事をなまけることや無駄話ばかりして時間をつぶすことを「油を売る」といいますね。「油を売っていないで、仕事に戻りなさい」というように使われる言葉です。

では、もともと油を売っていたのは、どんな職業の人だったのでしょうか?

実は、「油を売る」の「油」は食用の油ではありません。あなたは分かりますか?

正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

果たして、正解は?

正解は「髪用の油を売っていた人」でした。

この「油を売る」という言葉は、髪油を売る人がお客と長時間話している姿が、仕事を怠けているように見えたことからできた言葉です。

江戸時代の髪用の油は非常に粘り気が強く、量り売りするにも量り終わるまでに非常に時間がかかりました。

その間を埋めるために、油を容器に移す間、ずっとお客さんと話をしていたんです。

その姿が、まるで仕事をさぼって無駄話をしているように見えたため、「髪油を売っている行商人が仕事を怠けている」というところから「油を売る」という言葉が生まれました。

一生懸命商売していたのに、怠けているように見られていたなんて、髪油の行商人はちよっとかわいそうですね。

今でも、無駄話に思えることから発想が生まれたり、お客さんとの何気ない会話から信頼関係を築けたりする場合もありますよね。

語源を知ると、「油を売る」のも一概に悪いこととは言えないのではないかと思ってしまいます。

いかがでしたか?

会話のネタにもなる豆知識、家族や友達にもシェアしてみて!

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