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レモンとヨーグルトが爽やか!若山曜子さんのレアチーズケーキ

  • 2021.6.21

暑い夏、体をクールダウンしてほっと一息つかせてくれるひんやりスイーツはいかがでしょう。濃厚でレモンの酸味が爽やかな本格レアチーズケーキを、菓子・料理研究家の若山曜子さんに習いました。

レモンとヨーグルトが爽やか!若山曜子さんのレアチーズケーキ

■冷蔵庫でつくれる夏のおやつ

好評発売中のムック「四季dancyu 夏のレシピ」では、若山曜子さんに夏のひんやりスイーツを教えてもらいました。口当たりのいいヨーグルトやクリームチーズ、水気のある夏のフルーツなどを使った、シャリッ、ツルッが心地よい、夏のおやつ。オーブン使いはなし、冷蔵庫・冷凍庫でつくれる手軽さも魅力です。手づくりおやつが冷蔵庫に入っているといつでも好きな食べられて、家時間が楽しくなります。

今回はその中から、生クリームの濃厚な旨味もありつつ、レモンとヨーグルトの風味が爽やかなレアチーズケーキをご紹介しましょう。

□レアチーズケーキのつくり方

◇材料 (直径15cmの丸型。底が抜けるタイプ)

クリームチーズ:200g
グラニュー糖:50g
生クリーム:1/4カップ
粉ゼラチン:5g(1袋)
プレーンヨーグルト:120g
レモン汁:小さじ2
レモンの皮のすりおろし:約1/2個分
★ ホイップクリーム:
・ 生クリーム:3/4カップ
・ グラニュー糖:大さじ1
グラハムビスケット:3~4枚


(1)下準備
・小さい容器に水大さじ1(分量外)を入れ、粉ゼラチンをふり入れてふやかしておく。
・クリームチーズは大きめのボウルに入れラップをし、電子レンジで約40秒加熱してやわらかくしておく。
・ホイップクリームをつくっておく。生クリームにグラニュー糖を入れて6分立て(泡立て器ですくうととろとろと流れ落ち、落ちた跡がすぐに消えるくらい)にする。

(2)底にビスケットを敷く
型にグラハムビスケットを敷き詰める。ビスケットを2枚入れ、あとは手で割ってすき間を埋める。ざっとでよい。

底にビスケットを敷く
底にビスケットを敷く

(3)クリームチーズにグラニュー糖を混ぜる
クリームチーズにグラニュー糖を加えてゴムベラで混ぜる。泡立て器に持ち替え、よくすり混ぜる。

クリームチーズにグラニュー糖を混ぜる
クリームチーズにグラニュー糖を混ぜる

(4)ゼラチンを溶かす
小さい容器に生クリームを入れてラップをし、電子レンジで約30秒加熱して温め、ふやかしておいたゼラチンを加えて溶かす。

ゼラチンを溶かす
ゼラチンを溶かす

(5)ヨーグルトとレモン汁を加えて混ぜる
4を3に泡立て器でしっかりと混ぜ、ヨーグルトとレモン汁を加えてさらに混ぜる。

ヨーグルトとレモン汁を加えて混ぜる
ヨーグルトとレモン汁を加えて混ぜる

(6)レモンの皮をすりおろす
レモンの皮を黄色い部分だけをすりおろして入れる。これでレモンの香りがさらに立つ。この後もレモンの皮は仕上げに使うので少し取っておく。

レモンの皮をすりおろす
レモンの皮をすりおろす

(7)ホイップクリームを入れる
6分立てにしておいたホイップクリームの1/3量を6に加え、泡立て器でさっくりと混ぜ合わせる。残りのホイップクリームは仕上げに使うので冷蔵庫に入れておく。

ホイップクリームを入れる
ホイップクリームを入れる

(8)型に入れる
2の型に流し入れて表面をならし、冷蔵庫に2時間以上入れて冷やし固める。

型に入れる
型に入れる

(9)ホイップクリームをのせる
型から出して器にのせ、残りのホイップクリームをのせてスプーンでならしながら表情をつけ、仕上げにレモンの皮をすりおろしてかける。

ホイップクリームをのせる
ホイップクリームをのせる
完成
完成

――教える人

「若山曜子さん」

菓子・料理研究家。大学卒業後パリに留学、ル・コルドン・プルー、エコール・フェランディを経て、パティシエ、グラシエ、ショコラティエ、コンフィズールのフランス国家資格(C.A.P)を所得。パリのパティスリーなどで経験を積み、帰国後は企業のメニュー監修、雑誌・書籍などで活躍中。


文:松原京子 写真:木村 拓

※この記事の内容は、「四季dancyu 夏のレシピ」に掲載したものです。

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