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「好きだったのに」付き合い出したらよくなくなる理由【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.90】

  • 2021.6.19

「付き合う前はあんなに好きだったのに……」

「今はぜんぜんいいと思えない」

「よく考えるとダメなヤツじゃん?」

なんて経験、女にはあるよね。

今回の恋愛スパルタ塾では、好きでたまらなかった相手なのに今はちっとも魅力を感じなくなる理由についてレクチャー!

彼がよくなくなる理由・その1~「好きになるときは“恋は盲目だから”」

「彼をすごくいいと思っていたのに良くなくなる」っていうのは、頭がお花畑だった状態から冷静さを取り戻したっていうこと。

人は恋をすると相手のことは素晴らしく見えるし、短所さえもよく見えてしまうという厄介なもの。恋をすると間違いなくアンテナは鈍る。

相手のやることなすことなんでも受け入れてしまうし、相手の言動を否定したりしない。

まさに恋に夢中になってるときは彼のダメさ加減などまるで目に入らない。

だから女友達の忠告にも耳を貸さない。

「あの男はやめといたほうがいいんじゃない?」とか「あなたが傷つくのは見たくない」などと友達が反対しても

「ううん、彼は変に勘違いされやすい人なのよ」

「彼の良さは私にしか分からないの」などと男をかばい涙ながらに訴える(笑)

いやいや、勘違いしてるのは当の本人(笑)

しかも恋をしてる時、人は聞く耳持たず!

しかし、女がその恋から覚めたときに気づく。

「あんな男のどこが良かったんだろ?」

「一体なんであんな男と付き合ってたんだろう?」

……ってね。

男を見る目がないのはまさに「恋が盲目だから」であり、

「あんな男と付き合わなきゃよかった」といえるのは、目が覚めて正常に戻ったということであり、

「よく考えてみたらあの男、最低だよね」

「ほんと嫌なヤツ」

とダメ出しができるのは

盲目状態からキチンと相手を見れる状態になったということなの。

だいたい、あなたの友達や家族が反対する男にロクな奴はいないよ。あなたの周りは彼に恋してないので正常な判断を下してますから……(笑)

親身に自分を思ってくれてる人のアドバスはありがたく受け止めるべきね。

彼がよくなくなる理由・その2~「付き合うときは本性をみせないから」

付き合い出せば付き合う前には知らなかった面が見えてくるようになるもの。

付き合う前は男だって女だって誰でも猫かぶって、いいところを見せようとするもの。

しかも、自分が好きになった相手をこっちに振りむかせたいときは、とんでもない力を発揮するもの(笑)

特に男は女を釣る前は「いつもの自分以上の頑張り」をみせるもんだよ

デートはしっかりリサーチしててプランを立ててくれる。素敵なお店を予約してくれたり、あなたが行きたい場所にも喜んで付き合ってくれたり、車で送り迎えしてくれる。仕事で忙しくても会いに来てくれる。LINEも返信漏れがないどころか驚くくらいの高速スピードで送り返してくれる……などなど、そう、付き合う前はこっちが頼まなくてもなんでもやってくれたのに。

付き合いだしたら彼はちっとも優しくないし、マメでもなかったことに気づく

「なに?このかわりよう」

「こんなにズボラで面倒くさがり屋になっちゃうなんて」

「あと時の彼はどこにいったの?」……。

当人からしたら別に変わったわけでない。

彼は「いつもそんなことはしなかっただけ」あって、好きな女を落とすために普段しないことをやってただけ。

付き合った後は目標達成の頑張りが不要のため、本来の姿に戻っただけ。

でも最初の頃の彼のマメさや気づかいを味わった女は「付き合い出した頃」と比較して彼に不信感が募っていくという図式!

で、男に優しくされる喜びを知っている女は“他の男から優しくされる”とそっちになびいちゃったり乗り換えちゃったりするんだよね(笑)

彼がよくなくなる理由・その3~「元カレとは逆のものを求めるから」

恋愛で痛い目にあった、苦い経験をした女性というのは「今度こそ、失敗したくない!」と思うもの。

そこで女は別れた彼とは違うような気質の男を無意識のうちに選ぼうとする。学習能力があるからね。

お金にだらしない彼に嫌気がさして別れたなら、次は安定した職に就いている男性や金銭面でキッチリした男性に……。

口数が少なくて面白みのない彼のあとなら、ノリがよくてちょっとチャラい男性や口が上手くて自分を褒めてくれるような男性に……。

俺様系でなんでも勝手に決めてしまうような彼のあとは、自分の話をよく聞いてくれる柔和な男性を選ぶ……といういうふうに。

ただ過去と同じ失敗を繰り返さないために「元カレとは違うところ」にばかり目がいってしまうのは危険だよ。

「彼のココがいい!!」と感じたのが実はたいしたことなかったなんてこともザラにある。相手の魅力は本当にそこなの?

「元カレにはなかったもの」を自分の都合のいいように長所にしているに過ぎないかもしれない。

相手の特定の物事についてだけ着目したり執着したするのは考えもの。

一点ばかりにスポット当ててしまうと全体像を見失ってしまうのよ。

【神崎桃子の恋愛説法;「彼のココが好き」という一点豪華主義の恋愛はやめよう】

「彼のココが好きだったのに……」

なんてことにならないためには一点豪華主義の恋愛はもうやめて!

相手の男を追究し、正しく見極めるには特定の箇所を集中して見てはダメ。

「付き合ってみたら思ってたのと違かった」

となりやすいよ。

相手のことは一点だけに捉われずにしっかり見ることね。

(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト/神崎桃子)

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