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「オレンジ」がホテルに新たな価値を創出。泊まれて、住める「YANAKA SOW」

  • 2021.6.18
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歴史ある町並みが色濃く残り、溢れる下町風情に魅了される人が多い谷根千エリア。5月にオープンしたばかりの民泊運用型セカンドハウス「YANAKA SOW(ヤナカソウ)」は、“住むと泊まるの間”を体験するホテルとして新たな価値を提供している。ちょっと気分を変えたいときや2拠点生活のシミュレーションをしてみたいとき、谷中の新スポットが願いを叶えてくれる。

「STAY plan」と「LIVE plan」

「YANAKA SOW」は、日光金谷ホテルのリノベーションプロジェクトや北海道・十勝のメムアースホテルを手がけるオレンジ・アンド・パートナーズとAirbnbが共同プロデュースした「民泊運用型セカンドハウス」だ。“住むと泊まるの間”の体験ができる場として、1泊からホテルとして利用できる「STAY plan」と、長期出張や転勤に加え谷中への移住検討者や2拠点居住者などを対象にした30日から365日までの長期利用が可能な「LIVE plan」が用意されている。

第2の自宅のような空間デザイン

「第2の自宅」をコンセプトに作られた空間は、共用部には無料で利用できるキッチン・ランドリー・ライブラリー、各客室はキッチンと大型の冷蔵庫など、“住む”ことを想定した設備が整っている。

また、谷中の歴史や文化を紐解き、寺町を連想させるミニマルな空間に、江戸時代の浮世絵師・鈴木春信が描いたことで知られる“いろは茶屋のお仙”をモチーフとした「色気」を感じるネオン装飾を施したデザインに加え、本や音楽にもこだわり、さまざまなアーティストによるオリジナルの作品の展示も行っている。

地域を深掘る「YANAKA DIGGER」による町案内サービス

民泊のスタイルを踏襲したフロントデスクを設けない無人のチェックイン・アウトに、町案内専門のスタッフ「YANAKA DIGGER」によるガイドサービスで、初めて訪れた人でも自然に街に溶け込むような時間を過ごせるのも特徴。ゆったりと気兼ねなく過ごせて、ディープな町情報を聞くことができる。まるで友人宅に泊まりに来たような感覚でくつろげるのだ。

1泊から利用する“泊まる”でも長期利用の“住む”でも、自分の好きなときに好きなように使って“暮らし”の一部にできるのが「YANAKA SOW」の大きな魅力だ。ちょっと気分を変えたいときに泊まるのもよし、第2の拠点として住むのもよし。風情と人情の町・谷中に足を運べば、自分の住む街だけでは得られない体験がきっと手に入る。

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