【芸能界が唸るカレー】日清食品の「人気店監修カレーメシ」と定番商品　食べ比べてみた

東京都・四谷に店を構えている、1986年創業の宅配欧風カレー専門店「オーベルジーヌ」。同店のカレーは芸能界で絶大な人気を誇り、いわゆる“ロケ弁”の鉄板の1つとなっています。

実は現在、そんな人気店と日清食品がコラボした「カレーメシ」が販売されていることはご存知でしょうか？

いったいどんな味に仕上がっているのか、また、定番商品とどのような違いがあるのか…。実際に食べた結果をレポートします！

その「カレーメシ」が、こちらの「オーベルジーヌ監修欧風カレー」。コンビニで購入したところ、価格は284円（税込）でした。

“芸能界が唸る”“あの芸人たちも大絶賛”などの文字がプリントされた、なんとも目を引くパッケージが印象的。開封する前からすでに、味への期待が否応なしに高まってしまいます。

今回食べ比べてみる、定番商品の「カレーメシビーフ」と並べてみると、やはり存在感は段違い。なお、「カレーメシビーフ」をコンビニで購入したところ、価格は248円（税込）でした。

記載の通り点線部分までふたを開けると、中にはライス、具材、固形のカレールーが入っていました。

向かって左が「オーベルジーヌ監修欧風カレー」で右が「カレーメシビーフ」。構成に違いはないものの、カレールーの色に明確な違いがあることが分かります。

「カレーメシ」のウリの1つである「調理の手軽さ」はこちらも同様。230mlのお湯をかけ、5分待てば、すぐに「カレー」が食べられます。

5分経過した状態のものがこちら。一見すると、どこからどう見てもカレーには見えませんが…。

スプーンでぐるぐるかき混ぜていけば…。

先ほどとは打って変わり、見事カレーの出来上がり！

完成品を見比べてみると、やはりカレールーの色に違いがあることが分かります。

「オーベルジーヌ監修欧風カレー」は深みのある茶色ですが、「カレーメシビーフ」はややオレンジがかった明るい茶色。香りも後者の方は穏やかで、まさに「THE ジャパニーズカレー」といった感じです。

見た目や香りの違いはかなりハッキリとしていますが…はたして、味にはどのような違いがあるのでしょうか？

「オーベルジーヌ」のカレーの特長は、“72時間煮込んだ玉ねぎの究極の甘味”と“20種類以上のスパイスの後引く辛味”なんだそう。

「オーベルジーヌ監修欧風カレー」も、その味わいがしっかり踏襲されており、口に含んだとたん玉ねぎのガツン！とした甘みがやってきました。

「これがカレー？」と困惑していると、後からじんわりとスパイスの風味が。今まで食べたことのない味ですが、甘さと辛さが絶妙でなんともクセになります。

「レトルトでこれなら、ホンモノはどれだけおいしいんだろう？」そんな疑問が自然とわいてくるほどおいしいです。

「オーベルジーヌ監修欧風カレー」に比べると、「カレーメシビーフ」はきわめてオーソドックス。

“コリアンダー、カルダモンなどのスパイスにタマネギの甘みが特長的なビーフカレー”とのことですが、スパイス感も甘さもひかえめで、万人に好まれそうな味わいです。

どちらも「中辛」とのことですが、玉ねぎの主張がひかえめな分、「カレーメシビーフ」の方がやや辛さを感じます。

また、こちらには牛ミンチ、にんじんのほかにフライドポテトも入っていました。「あまり甘すぎるのはちょっと…」「カレーにじゃがいもはマスト！」「できれば安い方が…」という方は、「カレーメシビーフ」がおすすめです。

とは言え、芸能界で大人気のお店の味が、お手頃な価格で楽しめる絶好のチャンス。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか？ただし、「甘いものが苦手」な方はくれぐれもご注意を。

筆者：松本陸杜／ライター

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