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フォーシーズンズホテル丸の内 東京に、ダニエル・カルバートが指揮を執る2つのレストランがオープン。

  • 2021.6.16
セザン
セザン

イギリス出身の総料理長、ダニエル・カルバートは、引く手あまたの実力派。フォーシーズンズ入社前は、『アジアのベストレストラン50』で4位にも選ばれた香港のフレンチビストロ「ベロン(Belon)」のヘッドシェフを務めていた、スターシェフだ。

彼が指揮を執る2つのレストラン、フレンチビストロ「メゾン マルノウチ」、フレンチファインダイニング「セザン」は、全57室のスモールラグジュアリーホテルに相応しく、パーソナライズされたくつろぎの空間となっている。

フレンチビストロ「メゾン マルノウチ」は、6月1日(火)にオープンしたばかり。新幹線や在来線が行き交う活気に満ちた丸の内の街を眼下に見下ろす。朝食からディナーまで、コンセプトを重視したこのダイニングで、ホテルに宿泊するゲストのみならず、丸の内の社交の場となりそうだ。

朝食には「セザン」の自家製サワードウ・ブレッドに、丸ごとアボカドを使ったアボカドトーストや、メープルシロップでキャラメリゼした食感とフレーバーが広がるフレンチトーストなどを用意。昼以降は、パリっと仕上げたアンコウと豆の料理、赤ワインソースで蒸し煮した和牛のほほ肉、リースリングを使って調理されアプリコットジュレを添えた、シルクのように滑らかなチキンレバーのパテなど、質の高いビストロスタイルのプレートを提案する。

店舗デザインは、香港を代表する受賞歴のある建築家アンドレ・フー。タンジェリンオレンジとブリティッシュレーシンググリーンと呼ばれる深緑の鮮やかな色使いにフィーチャーした。椅子はトーネットチェア、中央にはコミューナルテーブルを配置。ヘッドバーテンダー、浦田晃一が取り仕切るアイコニックなバーでは、クラシックなカクテルから日本のジンやウィスキー、そして、ハーブやフルーツ、草花がインフュージョンされたモクテルが楽しめる。

もうひとつのレストラン、フレンチファインダイニング「セザン」は、7月1日(木)にオープンする。既に予約を受け付け中だ。季節ごとに日本各地から取り寄せた旬の食材を用い、緻密で繊細なテクニックで、ダイナミックなフランス料理に。「皿の上に乗っているものには、すべてに意味がある」という、ダニエルの信念を体現している。

インテリアはこちらもアンドレ・フーが手掛けた。「五感に訴えるデザイン、つまり、ダニエルが織りなすピュアな料理が主役になることを目指しました」(アンドレ)、落ち着いたエレガンスとリラックスしたラグジュアリーのテイストが感じられる空間を創出した。

レストランマネージャー、シモーネ・マクリの心のこもったテーブルサービス、パティシエ、エルウィン・ボイルズによる、フレーバーとバランスにこだわってアートフルに仕上げたクラシックなデザートとともに、存分に体感したい。

セザン
セザン
メゾン マルノウチ
メゾン マルノウチ
メゾン マルノウチ
メゾン マルノウチ
メゾン マルノウチ
メゾン マルノウチ

「セザン(SÉZANNE)」「メゾン マルノウチ(MAISON MARUNOUCHI)」

場所/「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」7階

東京都千代田区丸の内1-11-1パシフィックセンチュリープレイス丸の内

03-5222-7222(代表)

https://www.fourseasons.com/jp/tokyo/dining/

Text: Aya Hasegawa

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