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体の内側からケア! 妊娠中に肌トラブルが起こる4つの原因と対策

  • 2015.6.30

【ママからのご相談】

妊娠5か月です。先日、いつもと違うニキビや肌荒れができてしまいました。すぐ治るだろうと放っておいたら、治るどころか広がっていく一方で、痕も残っています。 産後はなかなかケアができないでしょうから、今のうちにお肌を改善したいです。妊娠中でも安心してできるケアはないでしょうか?

●A. 妊娠中の肌トラブルは特に内側からのケアが大切。健康的な生活を心がけましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターのましゅままです。

私も、妊娠中はおびただしい量のニキビと肌荒れに悩まされました。周囲からは顔にシミができてしまった、という声も聞きます。ですが、妊娠中はコスメやエステなど制限がかかることが多く、いったい何をしていいのか迷ってしまいますよね。

妊娠中は高級なコスメを塗りたくるよりも、内側からキレイになる工夫をしたほうが良いです。私の場合も、栄養面や生活面の改善に努め、産後1年で何とか安定した肌を取り戻すことができました。

体の内側から肌荒れが発生する原因を打ち消すことで、十分にケアや対策ができます。

●なぜ妊娠中は肌荒れが起きやすくなるの?

妊娠中に肌トラブルが起きやすくなる大きな原因として、以下が挙げられます。

●(1)ホルモンバランスの変化

妊娠により黄体ホルモンが増えることにより、ホルモンバランスが崩れ肌荒れしやすくなります。

●(2)便秘

おなかが大きくなるにつれ胃腸の運動が制限され、多くの妊婦さんが便秘気味になってしまいます。

●(3)精神的不安定

ストレスがたまると、お肌の調子にも悪影響を与えます。

●(4)生活の不摂生

食べづわりによる過食、栄養の偏り、寝苦しくなってくることが原因の睡眠不足はお肌にも影響します。

●妊娠中の肌荒れ対策

上記で紹介した原因を踏まえて、妊娠中でも実践できる肌荒れ対策をご紹介します。

●天然オリゴ糖を摂取する

オリゴ糖の摂取は、主に便秘解消につながります。毎食の料理や飲み物、ヨーグルトなどに混ぜるだけでOKです。つわり中の妊婦さんは、自分が食べやすいものにプラスしてみてください。

免疫力をアップさせる効果もあるため、風邪予防にもつながります。また、インターネットやドラッグストアで手軽に買えるのも妊婦さんにはうれしいポイントです。

●アロマでリラックス効果

“妊娠中=アロマは禁忌”というイメージをお持ちの方もいると思います。しかし、アロマオイルの種類にさえ気を付ければ、妊娠中でもアロマテラピーを楽しむことができます。アロマのリラックス効果でストレスや不安、不眠症の改善を促すことが、妊婦さんの大切な美肌づくりになるのです。

スイートオレンジの精油は、妊娠初期以外でしたらすべての妊娠期で使用できます。また、不安症・不眠症にはネロリ、ラベンダーの香りが効果的です。

アロマバスをしたりアロマポットなどを使ったりして芳香浴を楽しみましょう。安定期以降なら、アロママッサージを受けられる産婦人科もありますので、積極的に利用しましょう。

もちろん、シナモンやバジルなど妊娠中に使わないほうが良いとされるアロマオイルもありますので、選ぶ際にはご注意を。

●生活習慣を健康的なリズムに整える

不規則な食生活や睡眠が続いていませんか?

ご主人が夜遅くに帰宅してから、一緒に揚げ物などの高カロリーなおかずを食べたり、深夜にお菓子をつまんだり、なんてことは妊娠中にはご法度です。1日3食、和食を中心としたヘルシーな食生活を心がけ、水分も適度に取るようにしましょう。

夜に眠れずに困っている妊婦さんは、朝起きる時間を一定にしたり、日中にウォーキングをして体を動かしたりといった工夫をしてみてください。

おなかに負担がかからない範囲で、リフレッシュをしましょうね。

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妊娠中には、さまざまなマイナートラブルが起きやすくなります。妊娠前に大切にしていたお肌がみるみるうちに荒れてしまうと、少しショックを受けてしまいますね。

しかし、そこで思い悩んでしまっては悪循環です。妊娠中の肌荒れにもポジティブに向き合って、肌荒れ対策をあれこれ考えること自体も楽しんでいきましょう。

【参考リンク】

・ホルモンバランスの乱れ | 相澤皮フ科クリニック

●ライター/ましゅまま(ママライター)

母一人、子一人で大学卒業まで生活し、就職間際に実の父に再会・そして両親結婚。三人暮らしをするが「父親」の存在を認められず数か月後一人暮らしを始める。アパレル販売員として2年働き、その後同じ職場の現・夫と結婚、娘を出産。娘と父親の関係性について日々考える。夫は転勤族のため出産後も引っ越しを年1回のペースで2回経験。次はどこの街へ飛んでいくのか……。

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