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これどこの国?!【濠太剌利】自然いっぱいの「あの国」です!

  • 2021.6.13

世界の国のほとんどはカタカナ表記が多いです。 しかし、カタカナ表記の国にも漢字名があります。 今回紹介するのは、日本人の旅行先として人気の高い「あの国」ですよ。

(1)「濠太剌利」の読み方

この国は南半球にあり、コアラやカンガルーたちが暮らしています。 もうどこの国かおわかりですよね。 正解は「オーストラリア」! 手つかずの自然と、キレイな海に囲まれたステキな国です。 一文字目の「濠」を見れば、なんとなく想像がつきやすいでしょう。 (『広辞苑』より)

(2)「濠太剌利」の由来

なぜオーストラリアの漢字表記は、「濠太剌利」となったのでしょうか。 その由来は“オーストラリア”の発音に対し、ただ当てただけの当て字です。 明治時代を中心に名付けられました。 「濠」は「ゴウ」、「太」は「タ」、「剌」は「ラ」、「利」は「リ」となります。 「太」や「利」は、ひらがなのもとの字となるため納得しやすいです。 「剌」の「ラ」は、亜剌比亜、伯剌西爾などの「ラ」としても使用されています。 ここまではそこまで違和感はありませんが、なぜ「オウ」が「濠」なのか。 それは、中国語の読み方「ハオ」から当てた可能性が高いと言われています。 実際、世界の国名を当てる際、中国語を参考にしていることがほとんどです。 (『広辞苑より』)

(3)「濠太剌利」を「豪」「豪州」とあらわす理由

国名は「濠太剌利」と書くのに対し、なぜ「豪」や「豪州」とあらわすのでしょうか。 「濠」は常用漢字ではなくなり、今はすべて「豪」を使用しています。 そのため、「濠」ではなく、「豪」となっているのです。 「豪州」もこのような理由から、こちらで表記されています。 ちなみに、「豪」は「濠太剌利」をあらわし、「州」は「大陸」の意味。 この2つの漢字から「豪州」になっています。 (『広辞苑より』) 世界の国名を漢字で見る機会が少ない今。 サラッと読めれば、非常にカッコイイでしょう。 お家時間がたくさんあるため、この機会にぜひほかの国も知ってはいかがですか。 (恋愛jp編集部)

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