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『テネット』クリストファー・ノーラン監督、ワーナー・ブラザース重役をビビらせてしまう

  • 2021.6.10
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関係が危ぶまれるクリストファー・ノーラン監督について、ワーナー・ブラザースの会長がコメントした。(フロントロウ編集部)

クリストファー・ノーランが怒った1つの決断

映画『インソムニア』でワーナー・ブラザースとタッグを組み、その後20年にわたって、『ダークナイト』3部作や『インセプション』、『TENET テネット』など数々の作品をワーナー・ブラザースとともに世界に送り出してきたクリストファー・ノーラン監督だが、新型コロナウイルスの影響がその関係にまで及んでいる。

ことの発端は、ワーナー・ブラザースが、2021年に劇場公開となる映画をすべて自社ストリーミングサービスであるHBO Maxで同時配信すると発表したこと。劇場での映画体験に情熱を持ち、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスで映画館の営業が再開された時には、再開初日に映画館を訪れる姿が目撃されたほどのノーラン監督は、この決定にかなり辛辣なコメントを残した。

「私たちの業界の有名な映画制作者たちや、重要な映画俳優たちは、最も偉大な映画スタジオと一緒に働いたと思いながら眠りについたのに、朝起きたら、最も悪いストリーミングサービスのために働いていたと気づいたんだ。ワーナー・ブラザースは、映画制作者の作品を、劇場でも家でも見られるという素晴らしいものを持っていたのに、こうしている間にもそれを壊している。彼らは、自分たちが何を失っているのかも理解していない。彼らの決定は経済的な面でも意味が分からない。そして(アメリカの金融街)ウォール・ストリートの若い投資家ですら、混乱と機能障害の見分けはつくだろう」

さらに、これが原因で、ノーラン監督はワーナー・ブラザースと20年にわたって続いた関係を終わらせるのではないかというウワサも報じられている。もし本当にそうなれば、ヒットメーカーであるノーラン監督を失うことはワーナー・ブラザースにとって大きな痛手であることは間違いない。

画像: クリストファー・ノーランが怒った1つの決断

ワーナー・ブラザースの願い

米ワーナーメディアを傘下に置くAT&TのCEOであるジョン・スタンキー氏は、コロナ禍でリリースされた『TENET テネット』について、2020年10月に「『TENET テネット』の結果がホームランだと言うことはできません」とコメントしていたけれど、ワーナー・ブラザースの会長であるトビー・エメリッヒ氏は、米Los Angeles Timesのインタビューで、監督を手放したくないという心をのぞかせた。

「クリス・ノーランだけが、彼の次回作がどうなるかを知っている。でも、私たちはそれがワーナー・ブラザースによるものであると願っています」

ワーナー・ブラザース会長に、自分たちを選んでほしいという態度を見させるノーラン監督の才能と人気はさすが。彼の次回作に関しては、どのような内容や映像になるかだけでなく、制作の舞台裏も注目を集めそう。

(フロントロウ編集部)

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