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「難しくないベージュコーデ」|色を減らした「配色パターン」の成功例

  • 2021.6.8
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使う色はミニマルに.
配色はあいまいに.
キレイな印象をつくり出す、トーンの似た白とベージュのグラデーション。はっきりしない配色を上手に仕上げる「奥行き」をもたらす、質感と色みの選びを考察。ベージュの強みを生かして作る、役立つテクニックをまとめてご紹介。
※コーディネートの写真は過去のGISELeで紹介したものです。

【CONTENTS】
①「長いベージュ」を上からかぶせる 
②白もベージュも「流れよくまじめ」
③質感で差をつける「白+白っぽいベージュ」
④「小さく」ベージュを使う

【PATTERN-①】
「長いベージュ」を上からかぶせる 

白系の上下やルーズなボトムの上に、ロング丈のトップスやアウターをレイヤード。あえてもう1枚、似た形を重ねることでIラインが強調され、ゆるやかな色みの中にも張り合いが。


+LONG KNIT TOP
濃いベージュが甘い白を陰影づけ

フラットなベージュ系のロングトップスを重ね、ティアードスカートのボリュームをダウン。配色に落ち着きがあるおかげで、繊細な甘さの白スカートも日常になじむ。


+SHIRT ONE-PIECE
シャツワンピの装飾で視線を引き上げ

ポケットやベルトの小細工が効いたシャツワンピなら、淡いベージュどうしでも強弱のついた仕上がりに。スリットからのぞく編みの粗いレースボトムが抜けを演出。


PATTERN-②
白もベージュも「流れよくまじめ」

知的な服で上下をまとめても、淡白な色どうしならかっちりしすぎずエフォートレスな雰囲気を保てる。色合いで力を抜いているぶん、ボリュームのある小物づかいがカギ。


FLARED SKIRT × JACKET
色も形も「全部ゆるく」上品なAライン

ジャケット+フレアスカートのおかたいコンビ。締めつけのない色とシルエットにより、気張った感なく優美な雰囲気に。親しみと品を両立できるローファーが最適。


PATTERN-③
質感で差をつける
「白+白っぽいベージュ」

肌ざわりの異なる素材をかけ合わせるテクニックで、ワントーンがぼやけて見える不安を払拭。メッシュやリネン、デニムなどのドライな質感が、春夏らしい軽やかさも運んでくれる。


DENIM PANTS
乾いた風合いのデニムとニットで抑揚づけ

肩がけした白ニットが立体感を、ベージュのデニムが味わいをもたらすおかげで、あっさりとした2色も脱・無難。ブーティで「とがり」を加えれば、薄色なのにキレもいい。


KNIT TOP
素肌が透けるニットでほっこりさせない

ざっくり編みのニットで、ベージュにありがちなぬくもり感を一掃。クリーンな発色の白パンツなら、メッシュニット合わせもカジュアルに転ばず、レディな印象を保てる。


PATTERN-④
「小さく」ベージュを使う

穏やかなベージュがさし色なら、白軸のマイルドな装いに足し算しても浮かずになじむ。ほぼ白を着る日に求めたい品のよさも同時にかなえる、「飾れる」ベージュを厳選。


+KNIT CARDIGAN
趣のあるカーデでリュクスなムード

ふわりとしたニットの足し算で、ボーイッシュな白T×ショートパンツをノーブルに転換。顔まわりに濃いベージュを使うと目線が上がり、白一色ももったりしない。


+SHORT PANTS
抜け感をあと押しするベージュのショーパン

白シャツのフレッシュさや軽やかさを引き立てるなら、同じくライトなベージュが好都合。女性らしい薄ベージュなら、潔く肌見せしても落ち着きと品のよさをキープ。

▶さらにスタイルバリエーションを
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【14スタイルの実例集】「難しくないベージュコーデ」の配色パターン

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