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「日本茶」がテーマ【ホテル1899東京】で美と健康、モダンなお茶屋体験

  • 2021.6.6

緑茶や抹茶を使ったスイーツやドリンクが大人気になるなど、今まさにブームとなっている「日本茶」。日本茶はビタミンCやポリフェノールの一種カテキンをたっぷり含んでいて、美容と健康、エイジングケアに効果大です。そんな日本茶づくしのホテルステイを楽しめるのが、東京・新橋にある「ホテル1899東京」になります。

日本茶を楽しむためのホテル「ホテル1899東京」

ホテル1899東京は、東京・御茶ノ水の老舗「龍名館」が運営するブティックホテルです。

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▲ホテルの入口

新橋駅からは赤レンガ通りを歩いて10分、御成門駅からは6分ほど。外観の和ごころ香る日除け幕が目印です。

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▲2階にあるレセプション

茶屋をイメージしたロビーは、右手がチェックインを行うレセプション、左手が茶釜を備えたティーカウンターになっています。

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▲ゲストは「茶バリエ」によって淹れたてのお茶をいただけます

レセプションの背後にあるティーカウンターでは、ホテルオリジナルの深蒸し煎茶や抹茶を22時まで、何度でも飲むことができます。注文するとお茶に詳しい「茶バリエ」※が、その都度点ててくれるのも嬉しいポイントです。 ※茶バリエとは、1899が作った茶葉とソムリエを掛け合わせた造語

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▲抹茶は、創業450年の宇治の名門上林春松本店の「万代昔(もずむかし)」を使用

凛とした空気が流れる茶の湯。とはいえあなたが初心者ならマナーなど気にせず、とりあえず美味しいお茶を飲んでみる。「ホテル1899東京」はお茶の入門にも最適と言えるでしょう。

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▲モダンな茶碗に入った抹茶。すっかり使い込まれた茶釜はホテルオーナーが選定した逸品です

優しい甘さの和三盆が添えられた抹茶は、雑味のないさっぱりとしたお味。抹茶は茶葉そのものを飲むので食物繊維も摂ることができます。

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▲丸い机は茶筒をイメージ

ラウンジでは茶葉はもちろん、職人の手仕事が感じられる茶器や、お茶をつかったケーキなども販売。贈り物にも喜ばれますし、自分自身へのご褒美に買い求めれば“お茶を始める”きっかけにもなるでしょう。

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▲お茶グッズなどを販売

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▲ホテルオリジナルのティーバッグは10種類。この中から毎日4種類が選ばれて、各客室に置かれます

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▲懐かしいお茶箱が、ラウンジのアートとして飾られています

おすすめの客室はゴージャスな「コーナーデラックスツイン」

おすすめの客室は各階に1部屋用意された「コーナーデラックスツイン」。ツインベッドの客室は、このタイプのみの設定です。

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▲エレベーターホールには、茶さじの形を模した階数表示のプレートが

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▲広々とした窓を備えたコーナーデラックスツイン

縁側を思わせる長い椅子が窓際にあって、街の様子を見渡せます。カーペットも茶葉をイメージした深緑。

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▲ベッドマットは全室エアウィーヴで寝心地も上々

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▲コーナーデラックスツインは、洗面がダブルベイシン。2連のハリウッドミラーもおしゃれです

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▲洗い場のあるゆったりしたバスルームを用意。この部屋タイプのみレインシャワーを備えます

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▲ウォークインクローゼットのおかげで、荷物置き場にも困りません

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▲コーナーデラックスツインの高層階なら、東京の夜景を楽しめます

“お茶”のコンセプトを体現した客室「スーペリアダブルB -ENGAWA-」

客室は「スタンダードダブル」のほか、ゆったりとくつろげる“庵”をイメージした「スーペリアダブルA -IORI-」、「スーペリアダブルB -ENGAWA-」(下写真)など4タイプが用意されています。

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▲スーペリアダブルB -ENGAWA-

「スーペリアダブルB -ENGAWA-」は、ベッドが縁側風の小上がりになっていて、お茶を飲んで寛いでいただきたいとの願いが込められたデザイン。

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▲この部屋にのみ気軽にお茶を楽しめるようシンクを客室内に設置。茶室を思わせる丸窓もあります

おしゃれな備品やアメニティも充実

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▲抹茶を点てる茶せんを模したランプ。照明の色もクリアな白や優しい黄色などに変えられます

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▲タブレットでエアコンや照明などを一括管理。レセプションとの通話やチェックアウトもこれで可能

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▲パジャマの胸元には新茶を摘む目安になる“一芯二葉”のモチーフが刺繍。客室用のスリッパもフカフカでした

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▲全室にペリカン石鹸のシャンプー類と、ミキモトの基礎化粧品を用意

ペリカン石鹸のトリプルCは緑茶から抽出したカテキンを配合。真珠で有名なミキモトの基礎化粧品「ムーンパール」には、真珠貝から抽出したコラーゲンなど潤い成分が入っています。女性にはうれしいアメニティです。

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▲客室でも美味しいお茶をいただけます

電気ケトルはバルミューダを用意。お水はなんとナチュラルウォーター、ピュアウォーター、炭酸水の3種類が人数分用意され、いつでも好みにあった美味しいお茶を淹れられます。

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▲チェックアウトが12時なので、ホテルステイものんびり楽しめます

カフェでは朝の鯛茶漬けが絶品!

そして「ホテル1899東京」で外せないのが、1階のカフェ「チャヤ1899東京」でいただくモーニング。2種類の鯛茶漬けはどちらも絶品です。またカフェタイムでは、お茶を使ったランチや軽食をいただけます。

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▲ホテル1階にあるカフェ「チャヤ1899東京」

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▲朝食の鯛茶づけは手前が抹茶味噌、奥がほうじ茶味噌。ひと口食べれば体に染み入るヘルシーな味。1日30食限定です

「鯛茶漬け 抹茶味噌」は静岡県産の抹茶を使った自家製味噌を使い、八女の玉露とかぶせ茶の茎を使った緑茶をかけていただきます。一方、「鯛茶漬け ほうじ茶味噌」は静岡県産のほうじ茶を使った自家製味噌をのせ、1899オリジナル江戸番茶がかかります。

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▲鯛の昆布締めにビーツの麹付けやケールチップなどが入った、身体に優しい味付け。箸が止まらなくなる美味しさです

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▲ホテル1899東京」の母体となる「龍名館」が開業したのは明治32年(1899年)。その上質なおもてなしが、お茶の心として息づきます。

訪ねた家や旅先で出されるお茶は、日本のおもてなしの原点。「ホテル1899東京」では、お茶の作法が気になる方も「茶バリエ」が淹れた本格的な抹茶をカジュアルにいただけます。ここでなら「お茶のこと、何もわからないんです」というあなたのひと言から、多彩な世界が広がること間違いなし。お茶は美と健康を気にするあなたにピッタリの飲み物。仕事を終えて、ひと息つきたいときに泊まるホテルとしても大変おすすめです。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ホテル1899東京 https://1899.jp/hotels/tokyo/>

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