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蛙化現象|好きな人を「気持ち悪い」と感じてしまうのはなぜ?特徴・治し方

  • 2021.6.6
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「好きな人が振り向いてくれた! 自分のことを好きになってくれた!」と自覚した途端、急に襲われる「嬉しいはずなのに、なんだか好きな人を気持ち悪いと感じてしまう、急に避けたくなってしまう…」という不可解な気持ち。

あんなに好きだったのに、どうして…? と原因もわからずに苦しんでいませんか?

実はそれは『蛙化現象』と呼ばれるものです。

特に女性に多い現象で、気持ちの変化についていけず人知れず悩んでいる方も多いようです。

そこで今回は『蛙化現象』について詳しく解説してまいります。

(ちなみに、6月6日は「かえるの日」と言われています。カエルの鳴き声「ケロ(6)ケロ(6)」の語呂合わせだそう。)

「蛙化現象」とは? 由来は?

『蛙化現象』…この言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

読み方は「かえるかげんしょう」といい、あの有名なグリム童話「カエルの王さま」が呼び方の由来になっています。

相手のことを一方的に好きになっている“片思い中”の時は普通だったけれど、相手からの好意を感じた途端、相手のことをなぜか「気持ち悪い」と正反対の感情を抱いてしまう現象のことを指します。

童話「カエルの王さま」は魔法の力でカエルにされていた王さまがラストに元の人間の姿に戻り、王女とハッピーエンドを迎える話ですので、『蛙化現象』の内容とは逆ではありますが、“気持ちが正反対に変化する”というところから由来になったそうです。

物語のように目に見える変化なら良いですが、心の状態が急に正反対になってしまったら自分自身も戸惑いますよね。

もし「自分の気持ちに当てはまるかも…」と感じたなら、次の診断チェックに進んでみてください。

もしかして…「蛙化現象」かも? 診断チェック

たとえ片思いの相手からでも、好意を感じた瞬間「いやだな」と思ってしまったことがある…という方は、下記の項目に当てはまるところがないがチェックしてみましょう。

当てはまる数が多ければ、あなたはもうすでに『蛙化現象』に陥っているのかもしれません。

【1】好きな人と両想いになった途端、相手への興味が失せたり、生理的に受け付けなくなったりする。

【2】好きな人がスキンシップを取ろうとすると、避けたくなる

【3】片思い中でも相手への熱が急に冷めることがある

【4】自分が性行為をしている姿なんて想像もできない

いかがでしたでしょうか。

すべて当てはまってしまった方も、心の状態をきちんと把握すれば「蛙化現象」を解消できるかもしれませんので、引き続き、読み進めてくださいね。

「蛙化現象」に陥りやすい人の特徴は?

『蛙化現象』の悩みを解消するには、まずどんな人が陥りやすいのか把握する必要があります。

そこで『蛙化現象』を引き起こしやすい人の特徴をまとめてみました。

まず1つ目の特徴は「恋愛経験が少ない」ことが挙げられます。

恋愛経験が少ないと、“生身の男性との接触”に抵抗や驚きを感じやすくなります。

この特徴がある方は、これまでアイドルや2次元のキャラクターなど「キレイな男性」に恋をした経験が多い傾向があります。

空想の男性像と実際の男性との差が受け付けられず、相手を遠ざけてしまうことがあるのでしょう。

2つ目は「恋に恋している」ことが挙げられます。

誰かを好きになったり、恋を楽しんだりすることはできるのですが、相手から恋を返されると急に現実的になり、気持ちが急激に冷めてしまうのです。

3つ目はそもそも「理想が高い」という場合です。

特徴の1つ目と共通していますが、芸能人などの高嶺の花や理想の王子様に憧れていると、実際に近くにいる男性とのギャップを感じ、相手を受け入れられなくなることがあります。

つまり、総じて言えることは、相手側にも決定的な問題があるというわけではなく、あなたの心のあり方、とらえ方に問題があるのです。

克服できる!「蛙化現象」の治し方

いかがでしたでしょうか。

いくつか特徴に当てはまり、「ドキッ」とされた方もいらっしゃるかと思います。

とても厄介な心の反応ですが、これからの心がけ次第で克服することもできますので、安心してくださいね。

まず、『蛙化現象』を克服するには「自分を好きになる」ことが大切です。

え? 相手のことではなくて? と思う方もいるかもしれません。

実は『蛙化現象』は「自分なんかを好きになるなんて信じられない…」と思ってしまう自己肯定感の低い女性が陥りやすいとも言われています。

まず自分に自信を持つことで、相手の気持ちや行動も自然と理解できるようになるでしょう。

また「理想にこだわりすぎない」ことも恋愛においては重要です。

理想の王子様のような完璧な人間はそういませんので、相手の内面を重視しましょう。

相手とのスキンシップも含め、ゆっくりとあなたのペースで“現実の男性”に慣れていけば、やがて『蛙化現象』を克服していくことができるでしょう。

最後に

こうした唐突な気持ちの変化に戸惑い、悩んでしまうのは「原因」がわからないということが大きいでしょう。

まず『蛙化現象』のことを知り、自分の気持ちを認めてあげること。

そして、そのうえで何がその現象を引き起こしたかを見つめ直せば、改善していく見込みは十分にあります。

せっかく出会った大切な相手です。

一時の心の揺れに流されて、後で悔やまないよう、自分たちのペースでゆっくりと素敵な恋愛を楽しんでくださいね。

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