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観る、憩う、グラン・パリのガイド【広がるパリを探索する】

  • 2021.6.5

1860年に20区まで広がる以前は12区までしかなかったパリ。それから約150年の後、2007年からのグラン・パリ計画によってパリはさらに大きく広がってゆく。少し先のことだが、地下鉄も延長されるだけでなく、グラン・パリ・エクスプレスも開通する。パリを取り囲む郊外、さらにその先の地域が大きく変化する。パリの新しい歴史の開幕だ。

5月6日に発売された『Guide des Grands Parisiens』2021〜23年版。20ユーロ。英語版のタイトルは『The Greater Paris Guide』。

開発が続く場所に生まれる新たなアドレス、既存のアドレス。合計300以上のアドレスをジャンル別に詰め込んだ『Guide des Grands Parisiens』の2021〜23年版が発売された。アートを求め、自然を求め……新しいパリの散策に重宝な一冊だ。 ハイパー・ミュージアム、ラ・プティット・リヴィエラ、ルーフトップなど、パリの周辺地区を大きく10のテーマに分け、テーマごとに地図をつけ、文化、アール・ド・ヴィーヴル、野外、食べる、家族、宿泊といった項目でアドレスを紹介する作りだ。NYのセントラルパークより広いユネスコに世界遺産登録されている公園は?ブルックリンのようにストリートアートを散歩できる町は?さまざまなリクエストに応えてくれるガイドを持って、グランパリを歩いてみよう。

写真家ヴァンサン・ミグレンヌが各地をめぐって撮り下ろした写真がガイドをより饒舌なものに。photos:Vincent Migrenne

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