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厚塗りも薄すぎもNG!40・50代に「ちょうどいい」メイクのコツ

  • 2021.6.4
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食事や服装の好みが人それぞれ違うように、メイクやスキンケアなどの美容習慣も人それぞれです。40代を過ぎるとエイジングによる外見的な変化の実感も増し、何をどの程度したら良いのか選択に迷う場面も増える方が多いようです。

フェイスコンダクターの筆者が、エイジングを受け入れながら自分らしい美しさを大切にするためのメイクのポイントをご紹介します。

■肌がきれいに見える

エイジングによるお悩みの多くは、肌にまつわるものです。アイシャドウなどのポイントメイクはあれこれと楽しめる部分ではありますが、まず大切にしたいのは「肌の見え方」です。

細かい毛穴やシミなどのカバーは欠かせませんが、隠そうという意識が強くなることでかえって目を引いてしまうことがあります。完璧にカバーできていることよりも、健康的な肌に見えるかどうかが大切です。

厚塗りになっていないか

気になるシミなどのカバーは、ポイントメイクまで全て仕上げた段階で気にならない程度にカバーしましょう。顔色がよく健康的に見えるかが大切です。

ファンデーションだけでは無機質な肌に見えることがあるので、ただキレイに整った肌色に見える場合はチークで血色を与えましょう

■顔のラインがきれいに見える

肌を面と捉えると、各パーツのアウトラインや骨のはっきりとしている部分は線(ライン)ということになります。下記に挙げているラインがすっきりと整っていると、一人一人のもつ個性と美しさを引き立てることができます。

顔の輪郭(フェイスライン)

顔の輪郭は、むくみがあるとぼやけたり加齢によってゆるみの出やすい部分です。

つまりや滞りがないように、首や肩のストレッチを心がけ、横顔をチェックする習慣をつけましょう

鼻筋、頬骨のライン

鼻筋、頬骨のラインは、高低や太さなど人によってさまざまです。

骨のラインがくっきりしているとメリハリのある顔立ちに見えますが、強すぎると硬い印象を与えます。メイクで強弱をつけたい場合は、ハイライトやシャドーカラーを活用しましょう

各パーツには輪郭があり、肌色との境界がわかりやすく表現できます。

特に、眉は重要なポイントです。輪郭をキレイに整えると顔全体が締まりますが、アウトラインをくっきり囲むような描き方はNGです。

眉毛の生えている範囲に色をのせてアウトラインはガタガタせずなめらかに仕上げ、肌色との境目は必ずぼかしましょう

目の輪郭、唇の輪郭

この部分は、お好みや全体のバランスを見ながらどの程度のメイクをするのか検討しましょう。もともとこれらの輪郭がくっきりしている場合、優先順位は低くなります。

唇の色がくすんでいる場合はを加えたり、目元の印象が物足りないと感じる場合にはラインなどを加えましょう。

メイクの目的、良し悪しの判断に迷う方が多くいらっしゃいます。全体が仕上がったら、「肌がキレイに見えるのか」「顔のラインがキレイに見えているのか」を振り返りましょう。今回の内容を参考に、自分基準で最適なメイクのバランスを見出し、あなただけの美しさを手に入れてください。

(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 西村 リサ)

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