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タクシーの運転手さん…安心してください!嫁が言うてたやつですよ

  • 2021.6.2

ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。

夜に陣痛がきてしまったものの、長女N子のときに体験した「前駆陣痛」というものかも?と思い産院に電話すると、高齢だし、無痛分娩だし、という理由で念のため入院することになりました。

もうすっかり夜で長女N子が寝ていたので、パピーちゃんとはお別れしてタクシーで産院へと向かいました。

タクシーの運転手さんに行き先を告げると「お産ですか?」と聞かれ、それからタクシーのおじさんのトークが始まりました。

先月、初孫が生まれたこと。陣痛というのはとても痛くて辛いということ、陣痛中は痛すぎて話もできないということなどなど、嫁から聞いた話を話してくれました。

初めのほうの「初孫が生まれた話」あたりは、陣痛の止み間で会話ができていたのですが、嫁の陣痛話が盛り上がるにつれ、私の陣痛も段々と盛り上がりをみせ、痛みのあまり、運転手さんの話が聞こえないし、返事もできなくなりました。

すると運転手さんは、私の返事がなくなったことに「どないしたん?」「大丈夫ですか?」「お客さん!」「お客さん〜〜!!」と明らかに慌てふためいていました。

ご心配なく。嫁が言うてた陣痛ってやつですよ。話もできないくらい痛かっただけですよ。

産院に着くと、運転手さんはとても不安そうな顔をこちらに向け「ほな、頑張ってくださいね!」と心のこもった熱いエールを送ってくれました。ありがとう運転手さん!

イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています!


著者・イラスト制作者:イラストレーター やましたともこ

高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。

ベビーカレンダー編集部

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