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知らないと損!交通費を安くする方法6選

  • 2021.6.1

通勤や旅行などの移動に欠かせないのが電車ですが、当然交通費がかかります。特に遠方に行く場合や新幹線を使う場合は交通費が高額になりますね。できれば安く抑えたいものです。そこでこの記事では電車の交通費を安くする方法をご紹介します。

■1.電車に乗るなら交通系ICカードは必携!

ふだんの交通費を安くしたいなら、Suica・PASMOなどの交通系ICカードは必携アイテムです。

鉄道会社の運賃は切符だと10円単位ですが、交通系ICカードは運賃が1円単位なので交通費を少し安くできます。また、ICカードで乗車ポイントがたまり、そのポイントをカードにチャージすることもできてさらにお得になります。

また、クレジットカードやスマホで交通系ICカードにチャージすると、さらにポイントがたまってお得です。ポイントはICカードへのチャージのほか、駅の売店などでも使えます。

■2.回数券は通常の切符よりお得だが有効期限に注意

新幹線に乗る回数が多い人は6枚つづりの回数券を購入しましょう。

たとえば、JR東海の東京・新大阪間の新幹線指定席料金は片道1万4,720円ですが、指定席回数券なら片道1万3,940円。片道で780円、往復で1,560円安くなります。

ただし回数券の有効期限は3ヵ月です。その間に使い切る予定がない場合は、金券ショップでバラ売りの回数券を買う方法もあります。

■3.エクスプレス予約や「ぷらっとこだま」も新幹線乗車料金が安くなる

新幹線の料金を安くする方法としてJR各社のエクスプレス予約やJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」もあります。

●エクスプレス予約

JR各社発行のエクスプレス専用ICカードを作成、または手持ちのクレジットカードにエクスプレス予約サービスをプラスすると新幹線料金が安くなります。

たとえば、JR東海の「プラスEX」(年会費1,100円)は通常片道1万4,720円の東京・新大阪間の料金が、1,100円安い1万3720円に割引されます。その場合は1往復で年会費の元が取れてお得です。

●「ぷらっとこだま」

「ぷらっとこだま」はこだま指定席の料金が格安で無料ドリンクもつきます。

たとえば東京・新大阪間の「ぷらっと」料金は片道1万2,000円。通常料金より2,720円も安くなります。

ただ、すぐに予約がいっぱいになるので早めに予約しましょう。

■4.「青春18きっぷ」は乗り放題で非常にお得

「青春18きっぷ」はJR全線の在来線や一部快速の自由席が1万2,050円で5回(人)乗り放題です。

利用期間は学校の春休み、夏休み、冬休みの期間で、学生のグループ旅行や家族旅行には特におすすめです。

■5.旅行先ではフリー切符や周遊券がお得

旅行先ではフリー切符や周遊券(フリーパス)がおすすめです。

(例)JR西日本「阪神往復フリーきっぷ」・ JR北海道「北海道フリーパス」など、

これらは一定区間乗り降り自由などのメリットがあります。

■6.50歳以上にお得なJRの「シニア割」

50歳以上にお得なのがJR各社のシニア割です。

50歳以上には、「大人の休日倶楽部」など、新幹線料金やJRのツアー料金が格安になるシニア割があります。

さらにお得なのが男性65歳以上、女性60歳以上向けの「ジパング倶楽部」。こちらは新幹線料金が通常料金の7割で利用できるなどの特典があります。

■知っていれば電車代がお得になる鉄道会社の格安サービス

以上でご紹介したような鉄道会社の格安サービスを知っていれば、電車代がお得になって交通費を上手に節約できます。この記事ではJRのサービスを中心に紹介しましたが、私鉄でも格安サービスを展開しています。ぜひ鉄道各社の格安サービスをご確認ください。

文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。

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