今回は、動物の名前が入った難読漢字から「鼠尾草」を出題します。
「鼠の尻尾の草」なんて、なんだか変わった文字の並びですよね。
さぁ、みなさんは正しく読むことはできますか?
「鼠尾草」の読み方!
もちろん「ねずみおくさ」ではありませんよ!
普段はあまり見かけませんが、こちらはお盆や仏壇にまつわる植物となっています。
正解は、「みそはぎ」でした!
「鼠尾草」について
「鼠尾草(みそはぎ)」は「千屈菜」とも書きます。辞典には、下記のように記されていました。
湿地に生える多年草。夏から秋にかけて、赤紫色の花をふさのようにつける。仏前に供える。「みぞはぎ」とも。〔ミソハギ科〕
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p1501
「鼠の尻尾の草」なんて変わった表記をしていますが、「仏前に供える」というとても重要な役割を持っているんですよ。
仏壇に供える花としては「菊」がよく知られていますが、こちらもとても有名です。もしかしたら、ご自宅の仏壇に供えてある花が「鼠尾草」だった…なんてこともあるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
「鼠尾草」は「みそはぎ」と読みます。
多くの地域では8月になるとお盆を迎えます。そうしたら、きっと目にする機会が増えるこの花の漢字、ぜひ覚えていってくださいね!
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