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非接触時代の販売スタイル。恵比寿にできたホルモン無人販売所

  • 2021.5.31
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「Amazon Go」を筆頭に日本で店舗の無人化がにわかに再熱している。テクノロジーの進化によって、セキュリティの向上や顔認証、キャッシュレス化が促進し、ニューノーマルな時代に対応した未来の買い物体験を謳うAI店舗が増えている。そんななか、今度は無人でホルモンを販売する「naizoo ホルモンショップ」が恵比寿に誕生。一見、アパレルショップやカフェのような店構えだが、24時間、年中無休でホルモンが手に入る。無人販売といえど、ホルモン料理のバリエーションも豊富で専門店並みのラインナップだ。

新しいホルモンの愉しみ方を提唱

これまでのホルモンの食べ方といえば、「もつ鍋」「焼肉」が多くを占めていた。特に、自宅でホルモンを味わいたいと思うと、ほぼこの2つしかない。ホルモンは他の部位よりも低カロリーかつコラーゲンやビタミンBなどの栄養素も豊富に含み、美容や健康に効果があることは知られているが、その食べ方は長年アップデートされてこなかった。そんな自宅でのホルモンの食べ方を広げてくれたのが、恵比寿にオープンした「naizoo ホルモンショップ」だ。

高品質なホルモンを提供するための徹底したサービス

店頭には、マルチョウやギアラを使用した食べごたえたっぷりのハンバーグや、約8時間煮込んだトリッパ煮込み、ハツを使用したチーズケーキなど、管理栄養士監修のもと元星付きシェフが調理したものが冷凍ショーケースのなかに並んでいる。どのメニューも共通して、屠畜から15 時間以内の国産黒毛和牛ホルモンを-60℃で瞬間冷凍しており、厳しい基準をクリアした、スーパーでは出回らない鮮度のホルモンが購入できるのが同店ならではの魅力だ。

左からハートチーズケーキ(2,980円・税込)、黒毛和牛の生コロッケ(1,980円・税込)、牛トリッパの煮込み(2,980円・税込)、黒毛和牛ハラミのすじ煮込み(3,380円・税込)Harumari Inc.

これまで東京に誕生した無人販売所は比較的自動販売機スタイルの店舗が多いなかで、同店は冷蔵庫から食品を選んでセルフレジで購入する流れだ。ちなみに品揃えはその日の仕入れ状況によって変わるので、冷蔵庫の陳列を確認するのがいいのだとか。

ハツをミクロパウダー状にして生地に練り込んだ「美肌のためのハートチーズケーキ」(2,980円・税込)Harumari Inc.

自宅での愉しみ方が限られていたホルモンだが、高品質で幅広いメニューをいつでも気軽に食べられるようになる。しかもコンビニ同様に24時間営業なら、家飲みはもちろん、夜中にホルモンが食べたくなったときにも大いに活用できそうだ。

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