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梅雨~夏にかけてのお弁当作りのワンポイント&食中毒対策☆

  • 2021.5.29

お久しぶりです&こんにちは!こまめママです☆

今年度も地域特派員として定期的にではありますが引き続きレポートさせていただくことになりました!改めてよろしくお願いします。

新しい年度を迎えワクワクしていたのも束の間、再び我慢の日々。 外に出ていない間に梅雨入りし、いろいろついていけていません(泣)

お弁当作りのワンポイント&食中毒対策

涼しいしいいや~♪とキッチンに出したままにしていた昨日のおかずも冷蔵庫に入れたり、食品の管理や調理時の衛生管理をきちんとしなきゃいけないなと思うようになった、今日この頃。

ただ家庭内では冷蔵庫があるので調理したものの管理が出来ますが、外に持って行くお弁当はそういうわけにはいかないので食中毒予防・対策をする必要がありますよね。

そこで今回は調理師・食育アドバイザー・幼児食インストラクターである私の夏のお弁当対策についてレポートします

今年の春から新生活を迎えお子様のお弁当やご自身のお弁当作りがはじまった方もいらっしゃるかと思います。 お弁当作りしんどいですよね(笑) おかずや配置を考えたり朝もバタバタするのではっきり言えばめんどくさい。。。 そんな方へのワンポイントも同時にお伝え出来ればと♪

私が行っている食中毒対策はお弁当以外のご家庭での調理時にも役立つ内容かなとも思いますので既にご家庭でやってるよ!知ってるよ!な情報もあるかもしれませんが、こんな風にやってるよ~が参考になると嬉しいです。

食中毒が1年を通して発生しますが夏場は高温多湿になり菌にとっては過ごしやすい最高な季節。特に注意が必要になってきます。

お弁当を詰める前に下準備をしよう

日常生活での手洗い・消毒が習慣化されているので当たり前の話…になるかもしれませんが調理を行う前はしっかりと手洗い!

指と指の間もしっかり。洗った後は手の水分もしっかり拭き取ります。手や指をケガして傷がある場合は傷口に菌が付いているので絆創膏をしたりビニール手袋を使用し傷口に食材が触れないよう注意します。手洗いしたあともなるべく食品を直接、素手で触らないように気を付けています。

使用する食材で洗う必要があるものもしっかり洗う、お肉やお魚を触った手はこまめに洗い、使用済みの調理器具も忘れずお手入れ。

お肉用、お魚用とまな板や包丁を使い分けしている方もいらっしゃるかと思います。 まな板いくつも置いておくのはなー。。。という方、私はキレイに洗った牛乳パックをまな板代わりに使用し使い終わったら捨てています!これが楽ちん。

出典:リビングえひめWeb

使用する菜箸は調理するものにより使い分け、味見をする際のお箸も調理用とは別に。 私も時々やってしまい「あ゛ー!!」となってしまうのですが口に付けたお箸で再び調理はしないように気を付けています。

お弁当箱はフタ・パッキン部分もしっかり洗い、水気を残さずキッチンペーパーやきれいなタオルで拭き取ってからお弁当詰めを開始!お弁当を食べる時に使用するカトラリーの洗浄もしっかり忘れずに。

お酢には抗菌作用があるので、我が家ではキッチンペーパーにお酢を染み込ませ、お弁当箱の内側を拭きコーティングしてから詰めています。

出典:リビングえひめWeb

※アルミ製のお弁当箱は腐食の恐れがあるのでNG。 ※お酢は添加物が入っていない「構造酢」と記載があるものを使用。(すし酢や米酢は不可)

しばらく乾かす時間も兼ねて置いておくと、匂いも飛び気にならなくなります。お酢が苦手な方は時間が経っても気になる方がいらっしゃるかも…。

お米にお酢を少し入れて炊いています

お米を炊く時にも少しお酢を入れることでお米の中にお酢の成分が残り、菌の増殖を防止する効果があるんだとか。

我が家では夏場のお弁当用ごはんにはお米3合に対し大さじ1のお酢を入れています。(1合で小さじ1が目安。)炊いている間はお酢の匂いが蒸気から出てきますし炊き立てのごはんからもお酢の匂いがするのですが、私的には食べた時はあまりお酢感はありません。

お弁当のごはんの上にのっているイメージがある梅干しにも殺菌作用と防腐効果があるんです。食材を傷めないように添えられているんだなと初めて梅干しの殺菌作用と防腐効果を知った時に意味があったんだ!とすごく納得したのを覚えています。 ※梅干しもアルミ製のお弁当箱だと腐食する可能性があるので入れる際は注意が必要。

お酢も梅干しもこれぞおばあちゃんの知恵袋ですよね♪

他にもお醤油、大葉、ハーブ、ショウガ、わさび、赤唐辛子にも殺菌力や防腐効果がありますよ。

おにぎりは手で握らない&キャラ弁はお休み

おにぎりは手をキレイに洗い消毒していても素手で握るのはNG。 菌が大繁殖してしまう危険性があるので、おにぎりを握る時は粗熱を取りラップで握るようにしています。

私は100円ショップに売っているおにぎりの型も使っていますよ☆

出典:リビングえひめWeb

種類もバリエーション豊かなのでオススメ!重宝しています。形も均等に握れるし何より時短!型にごはんを詰めてフタを乗せて押すだけで完成☆手も汚れないし便利ですよ。 型で作ったおにぎりをラップに包む際はおにぎりが包める長さだけ取り出せばいいので、少量で済みエコにもなります。

キャラ弁(キャラクター弁当)もお子さんの喜ぶ顔が見たい!で頑張って作っているママも多くいらっしゃるかと思いますが細かな作業が多いので食材を触る頻度も高くなってしまいます。

夏場はキャラ弁はお休みするのも食中毒対策としては一つの手かなと個人的には考えています。

その代わり可愛いピックやカップ、バラン(仕切り)を使って彩りを演出すると、子どもも喜んでくれます!

出典:リビングえひめWeb

使いまわしが出来るシリコン製カップは便利&エコですが、使用する際はお弁当箱同様きれいに洗って水気を取ってから使用します。梅雨時期~夏場にかけては使い捨てカップのほうが衛生的にはいいかなと個人的には思います。

キャラ弁の変わりにラップに包んだおにぎりに可愛くイラストを描くのもオススメです。 (絵心が全くないのですみません笑)

出典:リビングえひめWeb

私は油性ペンで書いていますがラップに書けるペンも販売されていますよ。

加熱はしっかり、水気もしっかり取る

お弁当に限らずですが夏場は特に中までしっかり加熱をします。

出典:リビングえひめWeb

卵料理は半熟にならないように注意が必要なおかずの一つ。 ハンバーグなどなかなか火が中まで通りづらい食材はフタをして蒸し焼きにし、最後は水分が残らないように飛ばします。

お弁当に入れるおかずを調理する際は水分をしっかり飛ばし、なるべく水分が残らないように調理します。

揚げ物は中までしっかり火が通るしきんぴらは汁気も少なく中まで味も入るのでおすすめのお弁当おかずの一品

冷凍おかずは保冷剤代わりにもなるし時短にもなるので私もよく使っています。今回のお弁当には使用していませんが夏場は何か一品は保冷剤代わりに冷凍おかずを入れています。 もしおかずがない場合はゼリーを冷やして保冷剤代わりに

作り置きのおかずも調理時にしっかりと加熱をし、粗熱を取ってから冷蔵庫に保存します。 詰める時は汁気は必ず切ります。煮物は水分をたくさん含んでいるにで私は夏場に入れるのは避けています。

写真右下の作り置きおかずは玉ねぎの梅肉和え。玉ねぎにも抗菌・殺菌効果があるので梅干しと一緒に和えたおかずは私の中では最強レシピ(笑)

出典:リビングえひめWeb

出来上がったおかず、ごはんは粗熱をしっかり取ってからお弁当に詰めていきます。 そして菌は水分が大好物なので食材に付いた水気はしっかり拭き取ります。

ミニトマトやレタスなどの生野菜、ブロッコリーや枝豆のような茹で野菜を入れることでお弁当の彩りは良くなりますが水気はキッチンペーパーでしっかり拭き取るなど水気を切ってから入れるようにしています。ミニトマトのヘタは洗っても細菌がついていることが多く食中毒を起こす危険性が高いので、ヘタは取ってから入れましょう

出典:リビングえひめWeb

冷凍野菜は時短にもなるし様々な使い方が出来ますが、解凍されると水分が出てくるので加熱する際にしっかり水分を飛ばします。

出典:リビングえひめWeb

カップやバランを使用することでおかずからの水漏れを防ぎ、他の食品に細菌がうつるのを予防、他のおかず同士が混ざることを回避できたり隙間をなくすこともできます。

きゅうりやレタスなどの葉物を仕切り変わりに使用する方もいらっしゃるかと思いますが夏場は避けるのがベスト

出典:リビングえひめWeb

こちらは娘バージョンのお弁当。 小さい子はギューギューに詰めると取りづらいので少し隙間を作っておくと食べやすくなるので、詰め方も臨機応変にするといいかなと思います。

お弁当のフタを閉める前にはしっかり粗熱を取ってから閉めます。 温かいままフタをすると水蒸気が溜まりお弁当箱の中に水分を発生させてしまうので傷む原因に…。

我が家では抗菌お弁当シートをフタを閉める前に入れています。

出典:リビングえひめWeb

100円ショップでも販売していますよ。 こちらも粗熱が取れてから食材の上にのせます。

出典:リビングえひめWeb

最後に保冷剤を上にのせお弁当袋へIN! 保冷バッグも夏場は重宝しています。

冷蔵庫にお弁当が入れられる環境の方は食べるまで冷蔵庫に保管、食べる前に電子レンジで再加熱するのもオススメです。(電子レンジを使用する際は電子レンジ使用可のお弁当箱を使ってくださいね。)

お弁当ワンポイントアドバイス

お弁当のおかずを何にしよう…と悩みの種になっている方も多いと思います。

品数を重視するより彩り良く、赤・黄・緑彩り良く食材を入れることでバランスの良い献立になります。 主菜(肉・魚)を1日置きに変えると、おかずも被りません。

これはお弁当に限らず毎日の食事の献立を考える際も役立つかと思います。

卵焼きも中に入れる具材(ねぎ・のり・明太子など)によってバリエーションも豊かに。

万能調味料・マヨネーズも、マヨネーズ自体にはお酢とお塩が入っているので防腐作用がありますが他の食材と混ぜることで食材から水分が出やすくなるのでお弁当に入れるおかずにはマヨネーズは使用しないほうがいいそうですよ

サンドイッチは、生野菜や加熱していない食材を挟むことが多いので夏場は避けた方がいいお弁当メニュー。もしサンドイッチを夏場にお弁当に入れたい場合はしっかり加熱した具材(卵焼き・ハンバーグ・ウインナーなど)や揚げ物(とんかつ・魚のフライ)、炒めて水分をしっかり飛ばした野菜を挟むなど傷まない工夫をし保冷剤&保冷バッグを使用することも可能ですが、手間もかかるので夏場はお休みしたほうがいいかもしれませんね。

デザートのフルーツには水分が多いので夏場には適していませんが、持って行きたい場合は違う容器に入れ保冷剤でしっかり冷やしておくといいですよ。

少しでも参考になるお弁当ワンポイントアドバイスとなれば嬉しいです♪

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