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「擬」は「ぎ」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.7.18
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皆さんは何か知っているものと比べて、似ているものや、これは正規品とはちょっと違うな、と思ったことはありませんか?

公式のものと比べると、うーん、となってしまう物を思い浮かぶかもしれません。

今回はそんな「何かに似ている」ことに関する漢字を、ご紹介したいと思います!

「擬」という1文字の漢字なのですが、一体なんと読むのでしょうか?

「擬」の読み方!

「擬」という字は、中学生の時に習った、「疑問」の「疑」という字に似ていますよね。

「模擬試験」にも「擬」という字が使われていますね!

全く検討がつかない方は、例文から考えてみましょう!

「芝居擬な会議はやめて、堂々と話し合おう。」

それでは正解を発表します!

正解は「もどき」でした!

漢字のイメージからしてみて、納得の読み方でしたね!

「擬」の意味

さっそく辞書で意味を調べてみましょう!

何かに似ている(ように作る)こと。また、その物。「梅ー・芝居ー・雁ー」

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1558

 

改めて辞書で意味を確認すると、理解がより一層深まりますね!

また「雁擬(がんもどき)」というのは食べ物のことで、豆腐を崩して、細く切った野菜や昆布などを加え、油で揚げたものを言います!

味が鳥の雁の肉の味に似ているので、この名前がついたと言われています!

また「擬く・抵牾く(もどく)」という言葉もありますが、そちらの意味は

【《擬く・抵牾く】①相手の言動を容認せず、あしざまに批評(避難)する。②何かと張り合うかのようにして似せて作る。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1558

 

「擬く・抵牾く(もどく)」には批判するという意味もあるのですね!

まとめ

いかがでしたか?

中学生の時に習った漢字でも、学校では習わない読み方をする漢字が沢山あります!

例えば「縦(ほしいまま)」や「而も(しかも)」などがあります!

気になった方はこれからも、沢山調べてみてくださいね!


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