「金平」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

皆さんは食べ物の漢字を、いくつ書くことができますか？「茄子（なす）」「檸檬（れもん）」など食べ物には、それぞれ漢字がありますよね！

今回はそんな食べ物の漢字「金平」をご紹介したいと思います！

「金」と「平」は、小学校の時に習うような簡単な漢字ですが、一体なんと読むのでしょうか？

読み方がわからない方にヒントです！

この「金平」という食べ物、主な材料としては「ごぼう」や「れんこん」「にんじん」などを使います。味付けは砂糖や醤油などが一般的です。

ここまで来ればわかった方もいるのではないでしょうか？

それでは正解を発表します！

正解は「きんぴら」でした！

さっそく「金平（きんぴら）」の意味を辞書で調べてみましょう！

坂田金時の子、金平という強い伝説的な武将の名。ーごぼう【ー《牛〈蒡】細く切ったゴボウを（ゴマ）油でいため、酒・しょうゆ・砂糖でいりつけ（とうがらしで辛みを付け）た食品。略して「金ぴら」

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.411

「きんぴら」の名前の由来は、江戸時代に流行した人形浄瑠璃「金平浄瑠璃」にちなんでいるそうです。また、坂田金時の子、金平という強い武将の武勇伝から、丈夫で強く荒々しいものを「きんぴら」と呼ぶようになりました。

そのことから、唐辛子を用いたごぼう料理も固くて辛いことから、「きんぴら」と呼ばれ、「きんぴらごぼう」と呼ばれるようになったのだそうです。

いかがでしたか？

「金平」は「きんぴら」と読みます。食べ物の名前の由来に、歴史的な背景があるのは驚きですね。

気になった方はもっと調べてみてくださいね！

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