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「貝独楽」=「かいどくらく?」読めそうで読めない難解漢字、正解は...?

  • 2021.7.5
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ホタテにカキ、あさりやしじみなど、「貝」は私たちの食生活を潤してくれるありがたい存在! 今回は、そんな「貝」が使用された難読漢字「貝独楽」を取り上げます。

「なんだこれ?」と疑問に思われたかもしれませんが、みなさん“一度は遊んだことがあるはず”ですよ。さぁ、正しく読むことはできますか?

「貝独楽」の読み方!

それでは早速、「貝独楽」の読み方を発表します。

「独楽」はしばしば難読漢字として紹介されているため、知っている方も多いのではないでしょうか。さぁ、それに「貝」がつくと、どうなるのか…?

正解は、「べいごま」または「べえごま」でした!

「貝独楽」について

小さい頃、幼稚園で「貝独楽(べいごま)」で遊んだことのある方もいらっしゃると思います。

「でも、どうして貝なの?」と不思議に思われたのではないでしょうか? 辞典を確認したところ、その疑問が綺麗に解決しましたよ!

〔「ばいごま」の変化〕バイの貝殻に、溶かした鉛を入れてつくったこま。〔普通は、これに似た形の鉄製のこまを指す〕

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1405

 

どうやら、その作り方に名前の由来があったようですね。ちなみに、「バイ」とは下記のような貝です。

浅い砂地の海に居る巻貝。表面はでこぼこのある厚い皮でおおわれている。殻のふたに、縦に走るひだのあるのが特徴。肉はつくだ煮などにし、殻は古来「ばいごま〔⇨べいごま〕に作る。つぶ。〔エゾバイ科〕

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1227

 

合わせて覚えちゃいましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「貝独楽」は「べいごま」または「べえごま」と読みます。

身近なものに、思わぬ漢字が当てられていた…なんてケースもしばしばありますよ。興味を持たれた方は、ぜひ調べてみてくださいね!


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