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【体験談】7年不倫した女性が「彼の不倫をバラしたい」と悩み実行した結果

  • 2021.5.26

独身者と既婚者の不倫においては、通常、独身者側の精神が病みがちです。病んで、悩んだ結果、「なんで私だけがこんなに苦しまないといけないんだろう。奥さんに不倫関係をバラしたい!」と考えるケースもあります。

今回は、そんな苦しい思いを抱えたRさん(30代)の体験談をご紹介していきます。

彼の不倫をバラしたい。7年不倫したRさんの場合

新卒で入った会社の上司と7年間不倫をしていました。彼は最初から、妻とは離婚するつもりだからって言って私を口説いてきたんです。最初は不倫なんてありえないと思っていましたが、仕事で色々助けられたり、頼りになる姿を見ているうちに、次第に惹かれていきました。周りから見たらバカみたいかもしれませんが、私は本気で彼と結婚するつもりだったんです。

彼の方は本気じゃなかったんだ、と知ったのは、仕事帰り、後輩から「相談がある」と声をかけられた日のことでした。彼女は、「〇〇部長から好意を寄せられている。正直キモくて困っている」と言われたのです。〇〇部長、というのは私の彼でした。

彼は私以外の部下にも粉をかけていたんです。ショックでした。それに、まだ20歳そこそこの子に声をかけて、「キモい」と心底気持ち悪がられているのもキツかったです。私が夢中になってきたのは、こんな男だったの? と。それでも彼を嫌いになれない自分にも絶望しました。

フェイスブックを通して、彼の不倫を奥さんにバラした

そんなとき、フェイスブックで彼と奥さんと子どもの仲睦まじい写真を見てしまいました。ここでは、私の存在なんて、ないことになっているんだ、と思うと、いてもたってもたまらず、「不倫をばらしてやる」と思いました。

すぐにフェイスブックで新しいアカウントを作り、彼の奥さんにメッセージを送りました。「会社の部下を口説いていて、何年間も不倫をしている」と。メッセージを送った直後は、心臓がドキドキと音を立てていました。

不倫をバラすことは脅迫罪とか名誉毀損罪になることがある、という情報をネットで読んでもいたので、取り返しのつかないことをしてしまったのでは、とも思いました。

しばらくは何も起こりませんでした。無風でした。彼ともいつも通りに逢瀬を重ねていました。それから半年後、彼が唐突に、「フェイスブックで家内にメールした?」と聞いてきました。私は彼の顔を見ることができなくなって、ただ、うなずきました。

彼は言いました。「もうそういうことはするのやめてね」と。拍子抜けして、「奥さんはなんて言ってた?」と聞いたところ、彼は「なんか変なメールきたよーって笑ってた」と言ったんです。

私が苦しんで、悩んで、どきどきしながら、やっとの想いで出したメールが、彼の奥さんからしたら、「笑える程度のもの」だったんだと気がつき、目が覚めました。きっと今までなんどもこんなことはあったんだろうなと思いました。彼も、彼の奥さんも、離婚する気がないこともはっきりとわかりました。

そう理解したとき、私はやっと7年越しの不倫をやめる決断ができたのです。

不倫をバラすときは、関係が終わるとき

不倫関係は、誰かにバラしたり、バレたりしたとき、終わりを迎えることが多いです。関係を破壊して、終わらせたいというのなら、慰謝料を請求されるリスクをとった上で、バラすのもよいでしょう。

ただ、不倫関係を続けたいと思うなら、バレるのは避けなければなりません。不倫を続けるなら「バレないこと」が前提です。

ただし、100パーセントバレない不倫はありえません。不倫は、常に様々なリスクと隣り合わせの恋愛です。全てのリスクを負う覚悟がないのなら、相手に流されたり、生半可な気持ちで踏み込んではいけない関係なのです。

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