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人気スタイリスト直伝!|「さりげない」をつくるアイテムの選び方

  • 2021.5.25
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私服もベーシックな色やアイテムが主なのに、さりげなくオシャレ。そんな数々の人気スタイルを作り出している、スタイリストの樋口かほりさん&岩田槇子さんが服を選ぶポイントを聞き出しました!


樋口かほりさん
GISELe表紙のスタイリングも毎号担当。大人に似合うカジュアルをモットーに提案する、きちんと感と抜け感のバランスは絶妙。


岩田槙子さん
樋口さんと同じく、GISELeで毎月多くの企画を担当する看板スタイリスト。旬をいち早くキャッチし、シンプルでリアルなコーディネートに落とし込む。

【画像12点】「さりげない」をつくるアイテム

[樋口かほりさん]
着心地のよいアイテムは
「色と素材でメリハリを」

【1】「白T感覚の」ノーカラーシャツ


樋口さん:毎シーズン、春はあらためて白いシャツを買い足したい。えりがあるとどうしてもお堅く見えちゃうので、Tシャツ感覚でカジュアルに着られるノーカラーを選びます。ゆったりとしたシルエットで前後差があるものや、多少フレアになったシルエットなど、羽織りとしても使えるものをチョイス。

【2】「ルーズなサイズを生かして」ショートパンツ


樋口さん:春夏に欠かせないのがメンズっぽいショートパンツ。丈は中途半端な長さよりも、ショートパンツを穿くならヒザ上丈でスッキリ見せる方が好バランス。半面、シルエットはゆるめで、素材はカジュアルなものを選ぶことで、脚見せの甘さも中和されます。

【3】フラットシューズは「キレイを保てる」もの


樋口さん:リラックスしたシルエットやペールトーンのやさしいい印象の服にも好都合なのは、ハイヒールよりも高さのないミュールやビーサン。オシャレは力まずに、心地よさのほうを重視したい今、気どらないぺたんこがちょうどいいなと思います。


[岩田槇子さん]
定番色で「形や質感にひとクセ」

【4】アクセントにもなる「キレイな渋色」


岩田さん:春夏用のトレンチはベージュ以外の薄手でヒラヒラな素材に注目。たとえばオリーブのようなくすんだ色みなど、合わせる色を選ばないニュアンスカラーがおすすめです。白系の配色はもちろん、春夏に着る濃い色としてブラウンを合わせたい。黒ほど重くなく、洗練されて見えます。

【5】コンパクトなトップスを「くすみ色」で


岩田さん:デニムに合うかどうかを選択基準にして、春夏のブラウンはちょっと女っぽいモノを選びます。コンパクトでもたつきのない、ニットボディスーツをデニムに合わせてスタイルよく、キレイめに。半面小物は、遊びを効かせてハズしたい。

【6】「レトロ&ガーリーな小物」


岩田さん:シンプルコーデにこそ足したい「さりげないオシャレ感」をもたらすサングラス。流行を問わず、やっぱり毎シーズン夏は、なつかしい雰囲気サングラスに落ち着きます。フレームのデザインというよりも、ブラウンやベージュなどフレームの色みでさりげなく、レトロなムードに。

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