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「この週末に食べ過ぎた…」食べ過ぎによる肥満の解消法を薬剤師が解説します!!

  • 2021.5.23
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週末はおうちでゆっくり過ごし、気付いたら食べてばかりだったというレディはいませんか?

食べ過ぎてしまうのがクセになっている人は要注意! 今回は食べ過ぎによる肥満の解消法を薬剤師の道川佳苗さんに教えてもらいました。

食べ過ぎによる肥満は漢方では2タイプに分けられます!

タイプ1:胃熱による肥満タイプ

食べ過ぎたり、脂っこい食事、辛いものを摂りすぎると、胃に熱が発生して胃が活発に働くようになります。そうすると食欲がさらに出てしまいます。食べ過ぎた食べ物や飲み物は、体内で消化しきれず食積(しょくせき)となり、さらに熱を生むという悪循環になります。

・こんな症状がある人は胃熱タイプかも?

胸焼けがしてすぐにお腹が空く、暑がりで冷たい飲み物を好む、便秘であるなど。

・おすすめの食材は?

胃に発生した熱を冷ます必要があります。熱を取るときには、主に尿と便から排出すると考えるので、体にこもった余分な熱を冷まして尿の出を良くする食材である、アスパラガス、きゅうり、レタス、小豆、スイカ、ナス、ワカメ、緑茶などがおすすめです。それに加え、便通を良くするアロエやほうれん草なども摂りましょう。

・おすすめの漢方薬は?

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう):黄芩、黄連といった熱を冷ます生薬が含まれています。げっぷや胸焼け、消化不良の改善などに用いられます。

タイプ2:胃腸が弱く痰湿の蓄積タイプ

食べ過ぎても胃腸の消化吸収能力が正常であれば代謝されるので、問題ありません。しかし、冷えや疲れなどが原因で胃腸の機能が弱まっている状態で食べ過ぎてしまうと、「痰湿(たんしつ)」が体内に溜まり気や血の流れを妨げるため代謝が低下し、肥満につながります。

・こんな症状がある人は痰湿の蓄積タイプかも?

体が重だるく疲れやすい、意欲がない、腹部の膨満感がある、軟便または便秘であるなど。

・おすすめの食材は?

消化機能を高める食材である、山芋、かぼちゃ、しょうが、りんごなどがおすすめです。それに加えて、溜まった痰湿と余分な水分を排出する食材である玉ねぎ、大根、セロリ、キャベツ、白菜なども摂りましょう。

・おすすめの漢方薬は?

六君子湯(りっくんしとう):胃腸の働きを良くし、水の停滞を改善して消化器系の機能を高めてくれます。

胃に余分な熱が発生してしまったり、胃腸の消化機能が落ちることで代謝が低下し肥満につながることがあります。自分のタイプをまず知って、体質改善を行うことにより痩せやすい体作りを行えます。

漢方薬を選ぶ時には、自分の体質や症状に合ったものを選ぶことが大切なので、お近くの漢方薬局やオンライン薬局などで専門家に相談してみてくださいね。

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教えてくれたのは

出典: 美人百花.com

道川 佳苗(みちかわ かなえ)さん

漢方薬・生薬認定薬剤師、調理師。大学卒業後、調剤併設型ドラッグストアにて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。その後、大手料理教室講師、漢方クリニックの門前薬局で煎じ薬の調剤、漢方相談、服薬指導などを経験。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

画像提供/PIXTA

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