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子どもにも笑顔が戻った!在宅勤務でたまったストレス解消方法とは

  • 2021.5.21
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結婚前から、自分だけの時間を楽しむことが好きだった私と夫。しかし、コロナ禍で夫婦で在宅勤務が増え、毎日一緒に過ごさなくてはいけなくなり、ストレスがたまっていきました。親2人がイライラしていることで、2人の子どもたちにも影響を与えていました。

特に長男はイライラが増して情緒不安定に。そこで、家族であることを始めたことで笑顔が戻ってきました。子どもたちのストレスを解消した方法についてお話しします。

子どもたちのストレスが増加

在宅勤務を始めたころは通勤時間がなくなった分、私と夫は同じ時間を家事に費やせるため、家事分担について口喧嘩が絶えないように。けれども話し合いをしてルールを決めてからは、お互いに良い距離感を保ち、家事も仕事も協力してできるようになりました。

在宅勤務以前は子どもたちとは仕事中は会えないので、子どもにそこまで厳しくはせず楽しくやっていました。しかし、小学校がオンライン授業になると、室内にいる子どもたちのささいなことが気になり注意するように。夫も在宅勤務前は帰宅が遅く、たまにしか子どもと話せない生活でしたが、子どもたちがオンライン授業でパソコンを使うため毎日隣に居座るようになり、一緒に過ごすとうれしい半面、宿題や勉強についてつい口を出してしまうようでした。

それにより子どもたちは親から過剰に干渉される生活になり、どんどんストレスがたまっていくようでした。今まで昼間は親と一緒にいなかったため、朝から晩まで家族と一緒に顔を合わせるのは初めての経験。親から監視されているという印象も強い感じでした。

明るかった長男が毎日イライラ

長女は小学校5年生で、放課後も塾や習い事でほとんど外では遊びません。オンライン授業が終わると課題をさっさとやってしまい、映画を見たりメッセンジャーで友だちと話をしたりするなど、彼女なりに親が四六時中いる環境でも楽しんで暮らそうとしていました。

長男は昨年1年生になったばかり。入学式も短縮になり、入学早々の5月からはオンライン授業になってしまったため、やっとできた友だちやクラスメイトとはオンライン上でしか会えないことに……。公園には放課後に行っていたのですが、子どもの数も徐々に少なくなり、また上級生しか遊んでいない日もあるために入りにくかったのか、そのまま遊びに行かなくなってしまいました。

長男は体を動かすことが大好きなので、友だちとオンライン上で話したり、家の中で静かに遊んだりする生活は厳しく、毎日イライラ。明るい性格だったのですが、日に日に元気がなくなり、私たちとも小さなことで言い争うことが増えてきました。

長男を救った長女と夫のストレス解消法

最初に家族で何かしようと言ってくれたのは長女でした。夫も気が付いていたらしく、休みを取って家族でどこかに行こうと提案をしてくれました。しかし、このときはすでに11月、学校や夫の仕事の都合、また予約の取りにくさなどもあり実現しませんでした。

そこで、夫や長女が考えてくれたのが夕食後の団らん。夕食前までにすべての用事を終わらせ、お風呂に入ってから寝るまでの間、家族で面白い話をする決まりにしました。長女から出された条件は、難しいこと、親らしいことを言わないこと。つい細かいことに口を挟み、楽しい雰囲気を壊してしまう私に釘を刺し、楽しく話せるようにしたいという長女なりの配慮でした。

団らんが始まってみると、夫とは友だちに戻ったかのように楽しく話せました。オカルトや都市伝説、長女の好きな男の子、ファッション、お菓子、近所の犬などなど……。特に親戚に聞いた怖い話は、実際に親戚に電話をして事実確認をしてみたり。また、夫の失恋話を聞いてみたときには、そこまで話すの? というレベルまでおもしろい話が聞けました。

最初は退屈そうにしていた長男も、普段と違う私たちの雰囲気を感じ取り、徐々に団らんを楽しみにするように。1カ月もすると、いつもの元気で明るい性格に戻ってきました。長男なりに慣れない状況下でストレスがたまっていたのを、家族の団らんで取り除かれたのだと思っています。

まとめ

団らんを始めてからは、子どもたちがこんなふうに思っているのかと知ったり、夫もこんなにおもしろい人だったんだと再確認したりと、新鮮で楽しい毎日です。長女の好きな男の子の話には、本気で悔しがり涙ぐんでいた夫がかわいいとさえ思いました。

団らんが最良の方法ではないかもしれません。また、子どもたちも思春期になるとこのような機会も減っていくと思いますが、いつまでも子どもたちの心に楽しい思い出が残っていてくれたらいいなと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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著者:Yoko

とても元気な小5の女の子と小1の男の子と家事をしない夫と楽しく暮らしてはいる。しかし、フルタイムで仕事をしていて、さらに更年期のような症状もボチボチ始まり家事と育児と仕事でかなり疲労気味の主婦。


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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