コスメ容器は“循環”させる新常識。捨てずに、ロフトへ持っていこう

肌のためにも地球のためにも、ナチュラルな素材からできた“自然にやさしい”コスメを選ぶ人は多いだろう。では、使い終わったコスメの容器を捨てるときはどうだろうか。ファンデも、チークも、リップもアイシャドウも、だいたいのコスメ容器は大部分がプラスチックでできているし、中まできれいに洗うのは難しいし、やっぱり「燃えないごみ」一択──ではないのだ。ロフトが、一部店舗で実施していたコスメ容器のリサイクル回収を全国に拡大。毎日使う必需品だからこそ、捨てるときまで“やさしい”選択をしよう。

創業時から「時代の空気を切り取ったライフスタイル」を提案しているロフト。近年、世界的課題となっているプラスチックごみ問題に対しても、感度の高い発信を続けている。これまでも次世代旗艦店である銀座ロフトでは、期間限定でコスメ容器の回収を行っていたが、5月20日（木）より全国の店舗でも回収を開始。循環型社会の実現をめざし、我々ユーザーに「出来ることからはじめてみよう」と語りかける。

今回の容器回収プログラムは、ヴェレダやナチュラグラッセなどのナチュラルコスメで知られるネイチャーズウェイと、メイベリン ニューヨーク、そしてラ ロッシュ ポゼといったブランドに加え、20か国以上でリサイクル事業を展開するテラサイクルとのコラボによって実施される。テラサイクルは「捨てるという概念を捨てよう」というミッションのもと、ごみ問題にイノベーションを起こしてきたグローバル企業。世界で初めて、海洋プラスチックをシャンプーボトルへと再生させたことで有名だ。これまでごみとして埋め立てられたり、焼却処理されたりしてきたコスメ容器を新たな素材に生まれ変わらせる。

5月20日（木）より順次、全国のロフト対象店舗に回収ボックスが設置される。対象となるブランドはネイチャーズウェイ、ラ ロッシュ ポゼの各商品のほか、マスカラはあらゆるメーカーの製品がOK。ブランドによって実施店舗と期間が異なるため、詳細は公式サイトで確認を。

持続可能な循環型社会の実現のためには、私たちの日々の選択が重要だ。今までごみとして捨てていたコスメ容器をロフトに持っていくだけで、簡単にそのための行動をプラスできる。不要となったコスメ容器が新しく生まれ変わると思うと、毎日のメイクでコスメを使い切るのが愉しみになりそうだ。