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「隠しきれない存在感」井村屋公認“あずきバー肉じゃが”を作ってみたら、まさかの結果に

  • 2021.5.28

おいしさはもちろんその“硬さ”も有名な、井村屋の大ヒット商品「あずきバー」。1973年の販売開始以来、今日に至るまでロングセラーを記録していますが、昨年のシリーズ累計売り上げは過去最高となる約2億9200万本だったんだそう!もはや国民的アイスとして、よりいっそう人気が高まっていることがうかがえます。

そこで今回、あらためて同社の公式ホームページを確認してみたところ、なんと「あずきバーで肉じゃが」というなんとも不思議なレシピを発見…。

あの「あずきバー」を使って作る肉じゃががいったいどんな味に仕上がるのかとても気になったため、実際に作って食べてみました。

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用意する食材はこちら

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まずは公式ホームページの情報にしたがって、使用する食材を用意することに。

このレシピの最大の特徴となる「あずきバー」は、65mlサイズのものを2本使用します。今回は、65mlサイズが6本入りとなっている「BOXあずきバー」を購入しました。

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野菜はじゃがいも2個、にんじん1/2本、玉ねぎ1/2個。れんこんやきぬさやなどを入れることもありますが、井村屋のレシピでは、オーソドックスなこちらの3種類となっています。

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野菜はそれぞれ、じゃがいも:乱切り、にんじん:乱切り、玉ねぎ:くし形切りにしておきます。細かいサイズは指定されていないため、自分の好みに応じてカットすると良さそうです。

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豚肉を使用することも多いですが、井村屋のレシピでは牛肉100gと記載されています。

そのほかに用意するものは、下記の通りです。

・醤油:大さじ2
・サラダ油:小さじ2
・水:300ml

なお、こちらで2人前の分量となっています。

途中までは普通の肉じゃがと同じだけど…。

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作り方は普通の肉じゃがの時とさほど変わりません。

まずは、鍋にサラダ油を熱して、先ほどの玉ねぎと牛肉を炒めていきます。

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牛肉に火が通ったら、鍋ににんじんとじゃがいもを投入し炒め合わせていきます。

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ある程度炒めたところで水を入れます。

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水が沸騰したらいよいよ味付けスタート。醤油とともに…。

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「あずきバー」を加えます。

…う〜ん、なんだかちょっとためらいが…。

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…本当に入れるんですか?(まだ間に合いますよ)

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ドボンと入れちゃいました…。

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「ええい、ままよ!」と2本とも投入! 自分でやったことではあるものの、なかなか見慣れない光景に、少々戸惑いを覚えますね…。

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あとはあくを取りながら、弱火で15~20分煮込んだらOK。「あずきバー」が溶けていくにしたがって、あの独特のあま〜い香りがふわっとただよってきました…。

隠しきれない存在感

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完成した「あずきバーで肉じゃが」をお皿に盛り付けてみました。一見すると、普通の肉じゃがのように見えますが…?

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チラホラとあずきの粒が浮かんでいますし、なによりいつもの肉じゃがにはない「あずきバー」の香りをただよわせています。隠しきれない存在感がありますが、はたしてどんな味に仕上がっているんでしょうか…?

あれ? 普通においしい…。

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まずはやはりじゃがいもからと、箸でつまみおそるおそる食べてみましたが、浮かんできたのは「あれ? 普通においしい…」というとてもシンプルな感想。「あずきバー」の主張はそこまで強くなく、やさしい甘みと醤油の風味がほどよくマッチしています。

だしなどは入れていませんが、「あずきバー」の原料に水飴が使用されているためでしょうか? 不思議とコクも感じられます。

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比較的薄味なので、素材それぞれの味もしっかり楽しめます。「牛肉×あずき」と聞くとギョッとする組み合わせですが、まったく喧嘩していませんよ。

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玉ねぎ、にんじんの仕上がりも上々。今回は公式レシピ通りに作りましたが、お好みでほかの野菜やしらたき、こんにゃく、油揚げなどおなじみの食材を入れてもおいしく仕上がりそうです。また、肉じゃがだけでなくほかの煮物にも応用が効きそうですよ。

ほかのレシピも気になるところ

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好奇心に駆られて作ってみた「あずきバーで肉じゃが」でしたが、味はいたって「普通においしい」ものでした。まさか「あずきバー」が肉じゃがにこれほどハマるとは、ちょっと意外な感じで戸惑いを隠せません。

なお、公式ホームページではほかにもユニークなアレンジレシピが公開されていました。個人的に気になっているのは「あずきバーお赤飯」と「手作りあずき餃子」の2種類。これらも近日中に試してみたいと思います!

著者:松本陸杜/ライター


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