今回取り上げる難読漢字は「杜松」。
「木へんに土」と書く「杜(と)」と、「木へんに公」と書く「松(まつ)」という、見慣れた漢字同士の組み合わせです。
ヒントは“とある植物”の名前。さぁ、正しく読むことはできますか?
「杜松」の読み方!
それでは早速、「杜松」の読み方を発表します。
もちろん「とまつ」ではありませんよ。「桜(さくら)」や「梅(うめ)」のように超有名、というわけではないので、知らない方も多いかもしれませんね。
正解は、「杜松(ねず)」でした!
「杜松」について
「杜」と「松」が組み合わさって「杜松(ねず)」という読みになるなんて、とっても不思議ですよね。
ただ、読み方を聞いても「どんな植物なの?」と疑問に思われた方もいらっしゃると思います。辞典では、以下のように説明されていました。
日当たりのいいかわいた丘などに生える常緑低木。葉が針状で堅く、触れると痛い。〔ヒノキ科〕
出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1202
まとめ
いかがでしたか?
「杜松」は「ねず」と読みます。また、「としょう」と読むこともできますよ。
「偏(へん)」や「旁(つくり)」がちょっと変わったり、よく使っている漢字でも組み合わせ次第で全く別の読み方や意味になるのも、漢字の面白さの1つ!
これからもたくさん難読漢字を出題していくので、ぜひチェックしてくださいね。
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