1. トップ
  2. 恋愛
  3. デザイナーズブランドのサブスク「AnotherADdress」で洋服が持つ力を知る

デザイナーズブランドのサブスク「AnotherADdress」で洋服が持つ力を知る

  • 2021.5.17

世界規模で、社会や環境にとって持続性の高いビジネスモデルがさまざまに展開される中、ファッション業界でも、環境への負荷が大きいことを指摘され改善に努めてきた。そんな流れの中注目を集めているのが、⼤丸松坂屋百貨店の取り組みだ。サブスクリプション事業「AnotherADdress (アナザーアドレス)」では、これまでのように服を“売る”のではなく、“貸し出す”ことで持続的な未来へとアプローチしている。

レンタルできるのは国内外の50ブランド

本来ファッションには、外見を変えるだけでなく、内面をエナジャイズする力がある。しかし大量生産・大量消費され、“使い捨て”されてしまうようになった現代では、そういった機会も減ってきているのかもしれない。そこに一石を投じるために生まれたのが、この「AnotherADdress」だ。クリエイティブな服が持つ力を改めて人々に伝えることを目的に、現代の消費傾向に即した“サブスクリプション”サービスを展開する。

内容は、国内外のブランドの中から⽉額11,880 円(税込)で、好きなアイテム3着を1ヶ⽉間レンタルできるというもの。届いた商品のイメージが違った、サイズが合わなかった、という時のために1回の注⽂につき1アイテムまでアイテム交換可能というのも嬉しい。さらに、1ヶ月着用して気に入った場合は、会員価格で購入することもできる。これなら、店頭で一目惚れして買ったけど実際着てみたらなんか違った……なんていう失敗ももうしなくてすむ。

気になるブランドは、Maison MargielaやMARNI、3.1 Phillip Limといったデザイナーズブランドから、JILLSTUARTやFRAY I.Dなどのコンサバティブなブランドまで幅広くラインナップ。普段あまり着ないスタイルにも、気軽に挑戦できるのも魅力だ。また⽉額料⾦は、往復の送料やクリーニング、基本的な修繕料⾦も全て込み。⼀般的な使⽤に伴う、擦れやキズ、汚れについては⽉額料⾦の中で対応してもらえる。

袖を通しただけで背筋が伸びる、足入れしただけで心が上向く、そんなファッションがこの世には確かにある。でもあれもこれもは買えないし、物が増えれば増えるほど保管の問題が出てくるのも事実。そんな悩みを一気に解消した上で、丹精込めて作り上げられた洋服を身にまとう機会をくれる「AnotherADdress」。環境問題にアプローチした上で、人々のファッションに対する意識まで変えうる、まさに未来への希望だ。

元記事で読む
の記事をもっとみる