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【こんな対応はNG!】休暇明け、子どもが「保育園・幼稚園に行きたくない!」と言ったらどうする?対処法や効果的な"声掛け"

  • 2021.5.16

なぜ登園拒否?それはおうちが心地よい証です

金曜日の夜は明日からお休み!そう思うとテンションが上がったり、ゆったりした気分になりますね。

ですが、日曜日の夕方から夜は、明日からまたいつもの日常かぁ…と思うと憂うつになったり落ち込んだりするでしょう。

大人も子どもも、思うことは同じ。

子どもだって、おうちでゆっくりくつろぎたいし、大好きな家族と共に過ごしたいのです。

保育園へ毎日通う日常から、長期休みが続いた後は特に感じるのではないでしょうか。

行きたくないと前日の夜から愚図ったり、登園の朝は泣いたり暴れたりして、預ける時にも大泣きしているお子さんがいることでしょう。

小さなうちは泣いたり暴れたりして表現しますが、少しずつ年齢を重ねると色々な表現をします。

例えば、

「おなかが痛い」

「頭が痛い」

「何となく気分が乗らない」

「今日の給食がイヤだから行きたくない」

など、様々な理由を付けて登園を渋ることもあります。

そんなとき、パパやママはどのような関わりや声かけをしたら良いのでしょうか。

これだけはやめよう!NGな声かけ&対応とは?

朝の忙しい時間に、行きたくない!と愚図られると本当に困りますよね。

ついつい言ってはいけない強い言葉をかけたり、責めたりしてしまうママ・パパの気持ちもよくわかります!

このまま行きたくない子どもの気持ちを受入れてしまったり、寄添ってしまうと、これからもずる休みが増えるのでは?

嫌なことから簡単に逃げてしまう子どもに育ったらどうしよう!そんな不安な気持ちになるかもしれません。

ついつい言ってしまいがち…けれど言ってはいけないNGな言葉としては次のようなことがあげられます。

・なんでそうなの?わがまま言うんじゃない!

・保育園は休めないよ。みんな行ってるでしょう?

・パパに怒ってもらおうか?

・先生に泣いてばかりいること言っちゃうよ?

・保育園がイヤなんて言うならもうお休みの日はいい所へ行けないね

このように、子どもを責めたり気持ちの行き場を失くしたりするようなことを言ってはいないでしょうか。

行きたくないと思っている子どもの気持ちに、よりイヤがることを言ってもなんの意味もないのです。

それどころか、ますます保育園へ向かう気持ちがうせてしまいますね…

登園を渋る子どもに寄り添うことが一番

初めにお話ししたように、子どもも大人も同じ気持ちなのです。

おうちでゆっくりと家族で過ごすのがいちばんうれしく心地の良いこと。

また、普段は喜んで行っていたとしても保育園や幼稚園生活は子どもなりの頑張りがあっての集団生活なのです。

そこをよく理解してあげることが大切ですね。

例えばこのような声掛けはいかがでしょうか。

・わかるよ、ママやパパも一緒だよ。お休みが続くとまた園に行くの億劫になるよね

・ママもそういうときがあったなぁ。けれど行ってみるとやっぱり楽しいんだよね

・行きたくないよね…毎日お休みだといいのにね

子どもの気持ちに寄り添い「一緒の気持ちだよ、わかるよ」と言葉で伝えてあげましょう。

忙しい朝にこのようなゆったりとした関わりは、面倒に感じるかもしれません。

ですが、先にもお伝えしたように子どもを攻撃したり責めても何も解決しません。

それどころか、もっと行きたくない気持ちにさせてしまうのです。

それなら、少しの時間寄り添い抱きしめてあげましょう。

・ママもがんばってくるから、一緒に頑張ろう

・帰ってきたらドーナツ一緒に食べようね

・今日は●●ちゃんの好きな夕飯にしよう。楽しみにしていてね

など、気持ちを受け止めた後は先に期待を持たせるような声かけも、気持ちの切り替えに有効でしょう。

こんな時は、ちょっと注意してあげて。

普段から、または長期休み明けは特にこのような様子がある場合は注意してみましょう。

・毎朝のようにおなかを痛がるが、欠席連絡をするとけろっとしている

・激しく登園拒否をする

・意地悪な子がいる、先生に叱られるなど、具体的な理由を言う

・給食・散歩、自由遊び、トイレなど園の中で嫌なことがあると言う

このように理由を付けて登園を渋る場合は、その言葉通りのこともありますが、その他にも登園拒否の理由があることも。

子どもの話しをゆっくり聞き、園の担任にも子どもの様子を聞いてみることをおすすめします。

子どもの訴えは事実ではなくても、何か親に伝えたいことがあるときや、心配・不安な気持ちの表れです。

園生活の不安だけではなく、最近ママやパパとゆっくり遊んでいない、兄弟の関係が良くないなど、家庭に不安がある場合も渋ることがあります。

一度ゆっくりと子どもの周辺を見直し、良き方向へ向かえるよう考えてみましょう。

まとめ

子どもだって一人の人間ですね。

大人と同じように色々な感情があるのです。

その気持ちに寄り添って大切にしてあげることが、気持ちよく登園することへの近道になるはず。

忙しい時間に寄り添うことはとても大変なことですが、登園渋りを長引かせないためにもママやパパは子どもの良き理解者となり、しっかり受け止めてあげましょう。そうすることで子どもは安心し、また元気に登園し始めるはずです。

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