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2021年5月LINE PayやLINEクレカの変更点まとめ!ユーザーへの影響は

  • 2021.5.13
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2021年5月1日から、LINEポイントクラブのサービスが改定されます。これを受け、LINE PayやLINEクレカのポイント還元率やサービス内容が一部変更されることとなりました。
この変更により、ユーザーにはどのような影響があるのでしょうか。詳しく確認していきましょう。

LINE PayとVisa LINE Payクレジットカードの基礎知識

まずは、LINE PayとVisa LINE Pay、それぞれの特徴について確認していきます。

LINE Payの特徴は

LINE Payとは、LINEが提供しているスマホ決済サービスのこと。LINEアプリさえあれば審査等なしで使うことができ、入会金や年会費はかかりません。
全国にあるLINE Pay加盟店で現金なしで決済できるのはもちろんのこと、LINEの友だちに送金することができる便利な機能もあります。

LINE Payでの送金や支払い、チャージなどをすると、LINEに通知が届きリアルタイムで状況を把握することができ、電子マネーに不慣れな人でも安心です。
不正利用や架空請求などが発生した場合に備えて、利用者補償制度も用意されています。

利用者補償制度とは、送金・決済・出金を対象とし、損害発生時から31日以内の申し立てで、不正利用によって発生した損害を原則10万円まで補償してくれるというもの。
補償サービスも、安心して決済サービスを利用できる要因のひとつです。

Visa LINE Payクレジットカードの特徴は

Visa LINE Payクレジットカード(以下LINEクレカ)は、LINEと三井住友銀行が提携し発行しているクレジットカード。LINE Payにカードを登録することで、事前チャージなしにLINE Payが使える「チャージ&ペイ」を利用することができます。

LINE Payと紐づけることができるクレジットカードは、LINEクレカのみ。
LINE Pay を便利に使いたい人におすすめのクレジットカードと言えるでしょう。

サインも暗証番号入力も不要で、カードリーダーに触れるだけで支払いができるVisaタッチ決済対応になっているのも特徴です。
初年度年会費無料で、2年目からは1,375円(税込)の年会費がかかりますが、年に1回以上カードを使えば、2年目以降も年会費は無料となっています。カードを活用するなら、維持コストはかからないのも魅力と言えそうです。

LINEポイントプログラム「マイランク」終了

続いて、LINEポイントプログラムのサービスのひとつ、マイランクについて把握していきましょう。

おさらい!マイランクってどんなサービス?

LINEでは、LINE Payのチャージや支払い、LINEクレカの使用の他にも、サービスの利用やミッションのクリアなどにより、LINEポイントが貯まる仕組みが用意されています。

マイランクとは、過去6ヶ月の間に得たLINEポイントに応じ、レギュラー・シルバー・ゴールド・プラチナと、4段階のマイランクが与えられ、このマイランクごとに特典が用意されているというもの。

LINE Payにおける特典としては、特典クーポンの発行とチャージ&ペイのポイント還元の2つです。
ひと月に獲得できる特典クーポンの枚数は、以下のようにランクごとに定められており、加盟店で使用することができます。

<マイランク別 ひと月に獲得できる特典クーポンの枚数>
レギュラー:1枚
シルバー:3枚
ゴールド:6枚
プラチナ:10枚

またチャージ&ペイのポイント還元は、支払額の1~3%がLINEポイントとして付与されるのですが、これも以下のようにマイランクが高くなるにつれ、還元率も高くなる仕組みです。

<マイランク別 チャージ&ペイ ポイント還元率>
レギュラー:1%
シルバー:1.5%
ゴールド:2%
プラチナ:3%

サービス改定による変更点はココ!

LINEポイントクラブのサービス改定により、2021年4月30日をもってマイランクの仕組みは廃止されることとなりました。
ユーザーにとって影響が大きいのは、チャージ&ペイでもらえるポイントの還元率が下がることではないでしょうか。

チャージ&ペイのポイント還元は、どのユーザーも一律で0.5%に減額となっており、これまでマイランクが2~3%だったプラチナ、ゴールドのユーザーからすると、大きな減少と言えるでしょう。

特典クーポンは、これまであった枚数制限がなくなり、自由に利用できるようになりました。ユーザーにとってメリットになるかもしれませんが、サービス改定以前と同じ内容のクーポンが発行されるのかどうかは、まだ定かではありません。

Visa LINE Payクレジットカードの還元率が最大2%に

LINE クレカに関わる変更点は、ポイントの還元率です。サービス改定前は最大3%の還元率で、一般的なクレジットカードよりも高い還元率として広く知られていました。
しかし2021年のサービス改定により、5月1日からは最大2%の還元率に変更となっています。

<サービス改定前>
・初年度3%
・翌年度以降1%

<サービス改定後>
・基本還元率1%
・2年度特典1%
※2年度特典は2022年4月30日までの期間限定

ポイント還元が下がるとあって、がっかりするユーザーも多いと思いますが、一般的にクレジットカードの還元率は0.5%程度。
1%以上あれば還元率が高いと言えるため、下がったとはいえ、LINEクレカの需要は高いのではないでしょうか。

LINE Pay とPayPayの互換性がアップ!
LINEポイントがPayPayボーナスへ変更可能に

2021年3月16日、LINEポイントがPayPayボーナスに交換できるようになりました。
LINEポイント1ポイントはPayPayボーナス1円に相当し、手数料はかかりません。

また、2021年4月下旬以降に、PayPay加盟店でLINE Payによる支払いが可能になります。
LINE Payが使えるのは、全国に300万以上あるPayPay加盟店のうち、コード支払いに対応した店舗。LINE Payユーザーにとっては、利用できる店舗が拡大することになります。

その理由はZホールディングスとLINEの経営統合!

LINE Pay とPayPayの互換性が高まったのは、2021年3月1日に発表されたYahoo!やPayPayを保有するZホールディングス株式会社とLINE株式会社の経営統合にあります。
今後はグループ会社として、国内最大規模のユーザー数を誇るインターネット企業として、新たなサービスを展開していく予定だそう。

2022年4月以降、LINE PayはPayPayに統合され、国内の決済サービスの1本化を図る予定となっています。

LINE PayとLINE クレカユーザーには残念な変更かも…今後の動向に期待!

今回のLINEにおける改定では、マイランクの廃止や還元率の減少と、LINE PayとVisa LINE Payクレジットカードユーザーには少し残念な改定内容だったかもしれません。

ただし、クレジットカードの還元率は引き続き高水準をキープしていることや、LINE Pay がPayPay 加盟店でも使えるようになるなど、まだまだ使い勝手の良さは健在のよう。
経営統合などによる変化が発生する可能性もあるため、今後の動向に注目しておきましょう。

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