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世間話のつもりが「他人の悪口」と思われる...私が間違ってるの?

  • 2021.5.12

「職場の人間関係が面倒くさい」「あの人と比べて自分がダメに感じてしまう」など、働き方が変われども、働く上での悩みは尽きない。そんな悩みに、精神科医で元リクルート社員の著者がアドバイスする1冊が。

2021年5月11日、『先生!毎日けっこうしんどいです。元サラリーマン精神科医がみんなのモヤモヤに答えてみた』(かんき出版)が発売された。

本書は、多くの人がぶつかる仕事上の悩み50に対して、精神科医で産業医の著者がやさしく、ときにズバリとアドバイスしていく。

著者の尾林誉史さんは大学卒業後にリクルートで30歳まで働いたものの、医学部に入り直し、精神科医、産業医へと転向した少し変わった経歴の持ち主だ。約10年間、産業医と精神科医として数万人の患者を診察した尾林さんは、自らが会社員で悩み苦しんだ経験やこれまでに多数遭遇したメンタル問題をもとに、患者と同じ目線で悩みに向き合い続ける。

本書では、働く人が抱えがちの悩みを5ジャンルにわけ、著者の豊富な経験をもとにランキングを作成。事例とそれに対する解決法のヒントを紹介しているので、誰が読んでも役に立つ。

本書の内容で取り上げる内容は下記のようなジャンルだ。

Chapter1は「生き方や内面に関する悩み」。自分の性格や生きる姿勢に不安を持つ人はいつの時代も尽きない。

Chapter2 は「人間関係の悩み」。精神科医、心理学者として有名なアルフレッド・アドラーも「すべての悩みは対人関係の問題から生じるものだ」と主張していることからも、多くの方が悩むジャンルであることは間違いなさそうだ。

Chapter3は「生きづらさの悩み」。時代や環境のせいで生じる悩みや、やや突出した個性による生きづらさに関するお悩みを取り上げていく。

Chapter4は「仕事の悩み」。ビジネスパーソンが職場で悩む内容を中心に取り上げる。

Chapter5は「日常生活の中の悩み」。ふとした日常の中に表れるちょっとした不安や迷いを紹介。

これらの悩みに対して、著者なりのちょっとした別の視点をたくさん提案している。頭ごなしなアドバイスではなく、相談者に寄り添ったやさしい回答だ。

多くの人が心当たりのある悩みばかりではないだろうか。ここ最近、働き方が急変したことで疲れやストレスを感じる人にも手に取ってほしい。

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